サッカーってこんなに物騒でしたっけ？【イナオリ】【呪術廻戦】 (ページ23)

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アビスIR ページ23

イ「これであなたは私の忠実な下僕よ。飛雁のことはメールで送っておいたから。それじゃあ、下がっていいわ。」

「待て。なぜ僕の事を知っているか言え。」

イ「…アビスIRと言うやつが教えてくれたのよ。これを置いてね。」

あれは、グラス・オブ・コンチータ！？

何故ここに！？

イ「ああ、安心してちょうだい。私は契約してないわよ。私は…ね。」

「そうか。なら、僕は行かせてもらうぞ。」

イ「ええ。ああそれと、一星充にも、誰にもオリオンの使徒だと気づかれないようにしなさい。」

「…Yes,mam.」

その部屋を出ると、無敵ヶ原停泊所の前だった。

皆はまだ帰っていないようだった。

「これもお前の力か…イリーナ。…いや、アビスIR。」

そう言って中に入った。

「はぁ…。そういえば、メールを送ったと言っていたな。」

確認すると、

『愛称…飛雁
容姿…ヴェノム・ソードを持っている故不明
性格…サテリジアス・ヴェノマニアと似ている
呪霊…吽泂(ぐぎょう)、怠糜(たいび)、狗奴魏(くぬぎ)
補足…基本夜に行動する。女がいるところには大体いる。』

というものだった。

これ絶対アビスIRが書いただろ。

サテリジアスを知っているのは僕とキルアとアビスIRしかいないからな。

とりあえずそのメールを五条先生に転送したら急に眠くなり、そのままミーティングルームで眠ってしまった。

？「……ゃ…ん。ネビュラチャン！」

「ん…不動さん？それに…風丸さんに吉良くんに灰崎くんも。どうしたんですか？」

風「どうしたじゃないぞ…全く。」

ヒ「急にいなくなったと思ったら先に帰ってるって言われるし、いざ帰ってみれば寝こけてるしよお。」

灰「んな事言って心配してソワソワしてたくせにな。」

ヒ「あ！？んな事言ったらお前だって明日人に三つ編みされてんのにも気づいてなかっただろうが！」

灰「そ、それは関係ねえだろ！？」

そして始まるケンカ。

いつもならうるさく感じるものが、今は心地いい。

「…。」

灰・ヒ「「…。(元気ねぇな。)」」

坂「何かあったんですか？」

「それは…。」

ﾌﾟﾙﾙﾌﾟﾙﾙ

そう言いかけたとき、スマホが鳴った。

「誰……ｳｹﾞｧ」

鬼「顔やばいぞ。」

酷いな。

そう思いながら、通話ボタンを押す。

「…何の用ですか？東堂。」

東『おお！元気にしてたか？マイシスター！！』