化け物 ページ9
トレ「くっ…！リドル！もうやめろ！」
エー「おい、お前！なんでも自分の思い通りになるはずないだろ！？そうやってすぐ癇癪起こすとこが赤ん坊だっつってんの！」
すると、リドルさんは顔を真っ赤にさせて怒った。
その姿はまるで、ハートの女王のようだった。
リド「今すぐ撤回しろ！串刺しにされたいのか！」
エー「やだね、絶対にしねえ。」
リド「うぎいいいいいい！！！！！！」
「まずい、全員逃げなさい！！！」
皆さんが逃げていくと共に、リドルさんが魔法で薔薇の木を浮かばせた。
リド「薔薇の木よ、あいつの体をばらばらにしてしまえ！！！」
クロ「いけない！避けなさい！」
ユウ「早く逃げて！」
エー「ッ！！」
その瞬間、薔薇の木の一部がトランプに変わった。
残りの木が方向を変え、監督生さんに向かっていく。
デュ「監督生！！」
グリ「避けるんだゾ！！」
ユウ「！？(こんなの原作になかったのに！)」
「マハラギ！」
間一髪で私が炎魔法を使い、監督生さんは無事だった。
デュ「良かった…。」
ユウ「デュース…。」
エースくんの方を見ると、無事なことに驚いているようだった。
トレ「リドル、もうやめろ！」
ケイ「トレイのドゥードゥルスート！？えっ…どういうこと？」
そういえば、ケイト先輩が呼び捨てにしている。
こっちが本性なのか？
グリ「魔法封じの首輪が外れたんだゾ！」
トレ「言っただろ。俺のドゥードゥルスートは少しの間ならどんな要素も上書きできる。」
「つまり、“リドルさんの魔法”を“トレイさんの魔法”で上書きしたんですね。」
ケイ「うっそ…そんなんあり！？チートじゃん！」
その後もリドルさんは魔法を使おうとするも、トランプしか出てこなかった。
トレ「リドル、もうやめろ。これ以上はお前が孤立していくだけだ！みんなの顔を見てみろ！」
ハ寮生A「マジでやる気だったのかよ…。」
ハ寮生B「さすがにやりすぎだろ…。」
ハ寮生C「バ、バケモノだ…。」
「…。」
リド「は……？トレイに魔法を上書きされた…？僕の魔法より君の魔法の方が優れてるってこと？」
トレ「そんなことあるわけないだろ！リドル、一旦落ち着いて話を聞け。」
リド「君も僕が間違ってるって言いたいの？ずっと厳しいルールを守って頑張ってきたのに！いっぱいいっぱい我慢したのに！僕は…僕は…信じないぞ！！！！！」
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ネル - 早くつづきが読みたいです (2023年4月8日 17時) (
レス) @page20 id: e2960dab04 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 池ちゃんさん» ありがとうございます！リアルでの問題片付けたらすぐ更新します！！ (2023年4月4日 22時) (レス) @page2 id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
池ちゃん - めっちゃ面白かったので、早く続き読みたいです！ (2023年4月4日 20時) (レス) @page20 id: d2e013c29b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます！早めにできるようにしますね！ (2022年8月16日 12時) (レス) @page20 id: 60efcab1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - にゃーちゃんさん» ありがとうございます！できるだけ更新できるようにします…！ (2022年8月16日 12時) (レス) id: 60efcab1f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬 | 作成日時：2020年12月23日 23時
