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大貴「 なんで変えるの!! 」
珍しく大貴が怒った声が聞こえてきて洗濯物を急いでしまいリビングに行くと涼介は何も言わずに黙ってる中、大貴は冷たい目で涼介のことを見る。
2人の手にはiPadがあり、
これが原因か... となんとなくわかった。
声をかけようとしたとき、大貴が「 なんでなにも言わないの!そういうところきらい!」と言ってドタドタと足音を立てながら寝室へと向かった。
涼介は何も言わずに涙を流していて ヒクッヒクッ と涼介が泣いている声が響いていた。
泣いている涼介をそのままにするわけにも行かず、コップに水を入れて落ち着かせるように飲ませると「 だいちゃん、、わるくない、、の、」と小さく呟いたからとりあえず大貴に先話を聞くことにした。
光「 だーいちゃん、どうしたの?
ママなにがあったかわからないから教えてほしいな。」
ベッドの上でうずくまっている大貴のそばに座って背中を触る。
大貴「 おれ、、りょうすけに酷いこと、言っちゃった、」
光「 そうだね。りょうちゃんにごめんねしないとだね。でも先になんで大ちゃんは怒ってたの?」
大貴「 りょうすけがね、勝手にYouTubeの見てたやつ変えたの、おれ見てたのに、」
光「 そっか。りょうはなにも言わなかったの?」
大貴「 うん。それで怒っちゃった、」
光「 わかった。教えてくれてありがとう。
それはりょうちゃんが悪いから後でちゃんと謝ってもらおう。でも、大ちゃんにもりょうが上手くお話しできないのはわかっててもらいたいんだ。」
大貴「 わかってるよ。りょうすけ、みんなと違うって。」
光「 違う、か。でも侑李くんは2人よりも背が小さくてみんなと違うでしょ?大ちゃんだって、違うところあると思うからみんなと違う、じゃなくてりょうは少し助けが必要なんだって覚えておいてほしいな。」
大貴「 わかった。」
そう言って怒りがおさまった大貴と涼介のもとへ向かった。
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作者名:らぷ | 作成日時:2020年5月24日 10時