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慧「 いいよ、りょうちゃん無理しなくて。
有岡先生怒らないと思うし。」
涼介「 ううん、がんばりたいの、」
慧「 わかった。じゃあ今日はここでお勉強しようか。」
いつもは隣の相談室で先生と2人でやるけれど涼介の調子を見る限り少し心配だからここでやってもらうことに。
有岡先生には休み時間に教室に繋がってる電話をして伝えると分かりました!と元気な声で言ってくれた。
慧「 先生楽しみにしてるって。
あと1時間あるから少し寝ておく?楽にしてていいよ。」
カーテンを閉めて1人で過ごしてもらうことに。
暇そうに見える保健室の先生もやることはたくさんあって月に1度発行する ほけんだより は毎回ネタ切れで困っていて毎回提出期限ギリギリに出すから先生たちに笑われている。
ネット検索をしたりここ最近のきた子たちの傾向を見たりいろいろしているとあっという間に30分ほど経っていて涼介のいるベッドのカーテンを開けるとかわいい顔して寝ていたから安心した。
それからしばらくすると有岡先生がやってきて涼介を起こすことに。
有岡「 僕、向こういたほうがいいですかね。
寝起きでいたらびっくりしちゃうかな。」
慧「 そうかも。ありがとうね。」
有岡先生が少し向こうに行ったのを確認して起こすとふわふわしていて何が何だかわかっていない様子。
慧「 おはよう。有岡先生来たんだけど大丈夫?
ちゃんとお勉強できそう?」
涼介「 んっ、、がんばる、」
慧「 よし。じゃあ慧くんちゃんとそばにいるからなんかあったらすぐ呼んでね。隣にいてほしかったらずっといるから。」
涼介「 じゃあ、、いてほしぃ、 」
慧「 ふふっ笑 わかったよ。」
パソコンを持ってくるのと同時に有岡先生にも来てもらって机を用意して涼介の勉強が始まった。
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作者名:らぷ | 作成日時:2020年5月24日 10時