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何度か起きて寝てを繰り返して1時間後にやっとはっきり起きた涼介。
慧「 起きた?おはよう。」
涼介「 けえくん、、ごめんなさい、」
慧「 どうしたの?」
涼介「 またやっちゃった、、」
涼介がいうやっちゃった、は失禁のことで大体この発作が出ると全身に力が入ってしまって失禁することはよくあること。
慧「 いいよいいよ。よだれも出ちゃってたしお風呂入ろうか。着替え持ってくるから待っててね。」
うん、と涼介は大人しく待っててくれたみたいで戻るとゆっくり立ち上がった。
筋肉痛がすごいみたいで痛い痛いと言いながら歩いている涼介はなんだか可哀想で慧もゆっくり一緒に歩く。
9人もいるからお風呂は同時に3人ぐらい入れるようになっていて過去に涼介はお風呂で大発作を起こして運ばれたことがあり1人では入らないように言われているし、彼自身もトラウマで入ることができない。
慧「 洋服脱いで〜 」
意識がやっぱり少しぼんやりしているのか動きがスローで慧はついつい手伝ってしまって涼介もニヤッと笑った。
お風呂から出るとスッキリして意識もはっきりしたみたい。
涼介「 けいありがとう。」
慧「 どういたしまして。」
涼介は残ってたドリンクゼリーを飲みながら本を読んで慧はまた仕事をはじめてあっという間に夕方になった。
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作者名:らぷ | 作成日時:2020年5月24日 10時