Petite lumiere 22

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事情を上司に言って半休にしてもらおうとしたら休みなさいと言われ、ありがたく有給にさせてもらって病院に向かうと酸素チューブをしていて体は激しく動き、柵に手足を打ちつけるから看護師さんがブランケットとかでなんとかアザにならないようにしてくれていた


看護師「 朝お薬飲んだのでそろそろ効いてくるとは思うんですけど、一晩中こんな感じでさすがの涼介くんも疲れ切っちゃってますね。」




昨日の夜はベッドから落ちそうにもなったみたいで看護師さんが付きっきりで見てくれているらしい

「 しんどいね、もうすこしで楽になるからね 」


涼介はちゃんと理解している分、辛いことも多いと思うと先生たちに言われていて不安にならないようにできるだけ声をしっかりかけるようにしている





看護師さんが言っていた通り、10分もしたらだんだん手足が落ち着いてきて震えのように左右には揺れているけれどバタバタさせることは無くなった


「 よくなってきたね！よかったね！がんばったよ！涼介よーくがんばった！」

汗でびっしょりな頭をわさわさと触ると微かに右頬を上げて笑ってくれた涼介




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