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幼馴染みで涼介がお世話になっている光は 一人暮らしだと休みの日はご飯もずーっと1人だから寂しいんだ、と言ってほぼ毎週末ごはんを作りにきてくれる


俺と涼介が心配なんだろ、ってわかってるけれど光の優しさがうれしくて「 もう一人暮らし何年目だよ!」なんて言葉しか言えないけれどすっごく感謝してるんだ




光「 涼介トマト潰したら食べれるよね?」

涼介「 んあ〜、っ、、っ、、やぁ、っ!」

光「 いやだって言ったな〜?食べれるか、しか聞いてないんだからね?入れるよ!」


光にとって涼介は弟のような存在みたいで2人がこうして言い合っているのをみると安心するし、涼介がにこにこ俺以外の人と話す姿はなかなか見れないからありがたい存在なのだ。




涼介はごはん前に寝てしまって起きたら食べさせるとのこと。
そして今日は光が家で使ってるという強力なミキサーを持ってきてくれていて来週まで貸すよと言ってくれた


光「 だっていのちゃんハンドミキサー使ってるんでしょ?なかなか大変じゃない?」

「 まあ、そうだけどミキサーを買うってことは考えたことなかったな 」

光「 ちょっと高いのよこれ だけど買ってよかったって思えるぐらい楽!俺はスムージー飲んでるんだけど、結構施設でミキサー食のために買ってよかったって聞くよ 使ってみて、良かったら買ってみな?」

「 わかった わざわざありがとな 」

光「 ううん、いのちゃん仕事も頑張ってるのに涼介のことも手一杯になっちゃうじゃん?俺みたいに介護に携わってたら手を抜く方法知ってるかもしれないけどいのちゃんは俺が教えてあげないと100で涼介と向き合っちゃうから。それが悪いこと、ではないんだけどね 」

「 ありがとう、本当に。
俺光いなかったら母親みたいになるかもしれなかった 」

光「 それはないよ 大丈夫。
なんかあったらすぐ言ってね?」

「 ありがとう 」


光はああなる前から母のこともよく知っていて、俺が母のことをよく思っていないことも十分に理解している

そして何より俺がああなるんじゃないか、母みたいに手をあげてしまうのではないか、という不安を少し抱えていることもわかってくれているのだ


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らぷ(プロフ) - 佑妃奈さん» わ〜〜!わざわざありがとうございます泣泣 大した作品は作れないですけれどもこれからも読んでいただけるとうれしいです! (2022年10月22日 22時) (レス) id: 65520cd0ae (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - 移行おめでとうございます。これからも楽しみに待ってます (2022年10月22日 21時) (レス) id: 16d0b47c95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らぷ | 作成日時:2022年10月22日 19時

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