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点滴が終わるまではそばにいて、そのあとご飯を食べに病院内のレストランへ行くことにした。
外来終わりの薮くんがきてくれて「 このままだと胃ろうとか考えないといけないけど、涼介の体に少しでも傷とかが残らないように1番いい方法を考えていこう。
明日MRIを取る予定でそこで損傷部分が分かるから不安が少しは晴れるんじゃないかな。」と言ってくれた
雄也「 薮くん的にはどうみてる?」
薮「 正直厳しい道のりにはなると思うかな。
まだわからないし薬次第ではあるけどね。
涼介まだまだ若いし回復例はいくらでもあるから
悪いところ。ばっか見ないで、できることにフォーカスして涼介の生活が少しでも楽になるようにサポートしていこう。」
「 うん、これからもお願いします。」
薮「 こちらこそ。裕翔たちあとからくるよね?多分びっくりしちゃうから、先にちょこっと涼介のこと伝えておいた方がいいかも 」
雄也「 そうだね、ありがとう 」
薮くんは雄也の同級生で昔から知ってるからうちの家族同然で弟のようにいつも考えてくれる。
だから多分涼介がこうなったのもすっごくショックだと思うし、俺たちよりもこれがなにを示しているのかをよく理解しているはず。
それでも前を向くように言ってくれるから安心できるし、泣いてばかりいちゃいけないなと思う
裕翔たちには雄也が連絡をしてくれて、すぐに2人から「 どんな涼介でもだいすきだよ 」と返信がきた
みんなの気持ちが涼介にどうか届くように、ただただ願った
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作者名:らぷ | 作成日時:2022年8月13日 1時