Petite lumiere 21 (ページ33)

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お迎えは俺の担当で光くんと何やら楽しそうにしている涼介がいた

光「りょうくーん、大ちゃんきたよ」

「りょう〜帰るよ」

荷物を持って光くんに挨拶をして家へと歩く
いろんなことに興味津々な涼介は歩いていても興味のままに走り出したり止まったりと自由奔放だから必ず手を繋いで歩いている

施設から家までの道は花など自然が豊かで必ずたんぽぽを見つけると小さい頃から触らないと気が済まないみたいで絶対にふわふわと触る涼介。
ふーっと息を吹きかけると舞うのを教えたらきっと楽しくなっちゃって口に入れることもあるかもしれない、と心配性な宏太が言うからそれは教えないようにしている

涼介はなにが危険でなにが危険ではないのか、という判断もできないから常に見ていないと何をしてしまうかわからない。

家のものはすべて使ったらしまう、というのがルールで涼介は指先を使うのが下手くそで引き出しを開けるのが苦手だからしまってさえいれば危険性はぐんと下がるのだ

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