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少しずつでも涼介の中で病気との向き合い方が分かればいいなって思いながらもたった9歳で難しいよねと宏太も話した
実際、自分も病気を自分の一つだと思えるようになったのは高校生ぐらいのときだったし、涼介の場合大貴の存在がここばっかりは悪い方に影響してしまうはず。
ゆっくりゆっくり、涼介のペースで心筋梗塞など他の病気の一因にならないように成長してくれれば十分だと思ってる
あれから10年経った。
涼介は悪化の一途を辿ってしまって安静時にも発作を繰り返すようになって年末から約8ヶ月もの間入院生活を強いられている
涼介「 けい、楽にしてよ、」
こんな言葉が口癖になってしまって生きる気力さえも失ってしまった涼介
大貴「 涼介きたよ〜 今日は美味しいアイスといつものいちご買ってきたからさ、一緒に食べよ 」
涼介「 ふふっ笑 あいす、、と、いちご、」
だけどあの頃と同じ、アイスといちごで涼介は今日はじめての笑顔を見せてくれた
ずっと、そのままのきみでいてね。
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リクエストありがとうございました!
大変遅くなってしまって、発作の描写も少なくなってしまって申し訳ないです(><)
今までもこれからもきみの隣で (重度知的障害,自閉症)→←#
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作者名:らぷ | 作成日時:2022年8月13日 1時