# ページ24
・
涼介「 だいちゃんが、走ってると、、おれも走りたくなるし、だいちゃんが、サッカーしてるの、、みてるのやだ、」
双子だからこそ、比較してしまうし羨ましく感じてしまうのだろう。
宏太「 体育の時間はさ、体育館も外もいかないで教室か保健室にいるのはどう?少し気持ち楽になるんじゃないかな?」
涼介「 ん、、そうしてみる、」
宏太「 そうだね、少しずつできることから変えていこう。涼介の気持ちが苦しくならない様に、お兄ちゃんたちもがんばるから。でもひとつ約束してほしい。」
涼介「 なあに?」
宏太「 だいちゃんのやりたいことは、涼介が嫌だからって止めちゃだめだよ。だいちゃんも、だいちゃんでやりたいことがあるし、涼介もだいちゃんがいないからって入院嫌だって言わないでね 」
涼介「 うん、わかった 」
大貴はお兄ちゃんだからって気持ちもあるんだろうけど、涼介の前では遠慮することが多くてサッカーはようやく彼が自分でやりたいと言ったはじめてのこと。
涼介と大貴が別々に行動するのははじめてだったからそれも涼介の気持ちを不安にさせて、この発作に繋がった部分あると思う
涼介と大貴は双子とはいえ、できることも得意なことも違うから一心同体になりすぎないでほしいなというのが兄の願いでもある
・
431人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らぷ | 作成日時:2022年8月13日 1時