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宏太が病室を出てしばらくすると起きた涼介
涼介「 んっ、けい?」
「 おはよう 気分どう?」
涼介「 まだ少し、痛いかも 」
「 検査結果もう少ししたら出るみたいだからもう少し寝てようか 」
涼介「 んーん、夜寝れなくなっちゃうから 」
「 大丈夫大丈夫。今日は疲れちゃったから夜もきっとたくさん寝れるよ 」
薬のせいなのか、不眠の症状がある涼介は寝れないことが不安になってさらにそれがストレスで寝れなくて一睡もできないまま朝を迎えることがたまにある
なんとか寝てくれて1時間後にようやく検査結果が出たみたいで宏太がやってきて、涼介を起こした
宏太「 涼介おはよう。結果出たよ
涼介も分かってると思うけど、悪くなってたね
お薬を少し増やすのと、運動はおやすみにしよう。
体育できるやつはいいよって言ってたけど、涼介やりたいのはわかるけど体のことを優先してほしいから体育は見学にしようね。」
涼介「 なんで、なんで、、お薬も頑張ったのに、」
宏太「 涼介、涼介が悪いんじゃないよ
体が大きくなると、耐えきれなくなっちゃうの。
涼介の心臓は涼介の成長に置いて行かれちゃったんだ 」
泣いて受け入れられないのであろう涼介を思わず抱きしめた
「 いいよ、たっくさん泣いて。悲しいもんね、つらいもんね、慧なら気持ち分かるからどんな気持ちか教えてよ 」
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作者名:らぷ | 作成日時:2022年8月13日 1時