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人工呼吸器をつけた延命治療を望まなかった涼介は、
それが最後の意識のある日となって翌日から数日間涼介は意識はないのに必死に「 ぁぁ、、」と小さく声を漏らしたりするようになった。
宏太「 りょうちゃーん、パパここいるからね。」
あまりにも突然でついこの前までケラケラ笑ってた涼介はどこにもいなくて拘縮した腕がやけに痛々しく見える。
みんな涼介の状態を聞いて駆けつけて代わりがわりで涼介のそばにいてくれた。
たまに、声をかけるとわずかに口角が上がったように見えてまだ聞こえてる、そんな感覚になる。
大貴「 涼介、よくがんばったね！
涼介すごいよ、涼介は本当に頑張り屋さんだもんね。
お空行ったらママとサッカーできるよ！
いつか、大ちゃんともやろうね。」
涼介の変な形に固まったままの手を握った大ちゃんが泣きながらそう言った。
光「 りょうちゃんに書いた絵本さ、すっごく喜んでくれて嬉しかったよ。ひかのご飯好き！って笑って言ってくれて優しくて可愛くてなんでも頑張るりょうちゃんが大好きだよ。
ひかとパパには内緒にしてたことあったでしょ？ひかがママの代わりになるよって。ひか、りょうちゃんのママになれてた？なれてたら嬉しいな。」
光は涼介と俺のためにママになってくれていた、そんなことを後から知った俺は光以上に泣いてしまった。
雄也「 あんまり来れなくてごめんね。でも言ったらいつも笑顔で迎えてくれてすっごく嬉しかったよ。海、好きだったもんね。写真と音で海に行った気分になれた！って嬉しそうにする涼介すっごく可愛かったよ笑 本当に、お疲れさま。」
思い出し笑いを時々しながら話す雄也は今までで1番優しい表情をしていて涼介がそんな表情を引き出してくれるんだ、と新しい涼介の良いところをまた一つ見つけた気分になった。
慧「 りょうちゃんお疲れさま。いつも笑顔で頑張り屋さんで苦しくてもなかなか言えない涼介だからたくさん無理してたんじゃないかな？笑っちゃうぐらいパパのことが大好きで甘えん坊ですっごく癒しでした。おじちゃんにも優しくしてくれてメロメロだったよ笑 涼介がずーっと笑顔でいますように。」
伊野尾は涼介の顔を見つめながら優しく語りかけていた。
意識が戻らなくなって５日目の夜、
先生に呼び出されて 心臓の動きはどんどん弱まっていてあと2日、そう言われた。
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らぷ(プロフ) - いちごさん» リクエストありがとうございます！特に持病ない設定もいいですね！！やらさせて頂きます。 (2020年4月2日 22時) (
レス) id: a92e560c7f (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ありやまが高校生設定で、実験の匂いにやられて実験中に吐いてしまう山田くんの話が見たいです。ありやまは幼馴染設定でお願いします。 (2020年4月2日 21時) (レス) id: b1acc93996 (このIDを非表示/違反報告)
らぷ(プロフ) - くるさぼさん» ありがとうございます泣泣 泣いていただけたなんて本当に嬉しいです... 本当にありがとうございます！ (2020年3月10日 7時) (レス) id: a92e560c7f (このIDを非表示/違反報告)
らぷ(プロフ) - やまたかさん» リクエストありがとうございます。とても個人的で申し訳ないのですが、パニック障害をメインで書くのに少し抵抗があっていつかはもちろん書くのですが少し先になってしまうかもしれません...泣 でも絶対に書くので気長にお待ちしていただけると嬉しいです。 (2020年3月10日 7時) (レス) id: a92e560c7f (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - 感想です。ずっといっしよ読んでめっちゃ泣きました。とても家族愛が感じれるお話でした！ (2020年3月10日 1時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぷ | 作成日時：2020年3月9日 20時
