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いつもは耳鼻科のためあまり小児科には慣れていなくて受付の人に聴覚障害というデータがあるのか、
「 耳鳴りとか目眩は大丈夫そうですか?」と聞かれた。
大貴「 今のところなさそうです。
ありがとうございます。」
笑顔でよかったです、と言ってもらい
待ち合い室の端っこに2人で座る。
もう吐いちゃってぐったりしている涼介は
絵本とかを見ることもなく俺の膝を枕にして寝てしまった。
会社は有休になんとかしてもらえて涼介の学校も連絡を入れておいたからとりあえず心配事はない。
20分ほどして呼ばれると
何回かお世話になったことある岡本先生だった。
先生「 涼介くんだ〜笑 今日はどうされましたか?」
大貴「 多分風邪だと思うんですけど熱が高くて昨日の夜から食欲もあまりないみたいで。車酔いしやすいんですけどさっきも結構吐いちゃって。」
先生「 なるほど。確かに熱高そうだね。
涼介くんごめんね、ホワイトボード使うね。」
流石に小児科の先生は手話が使えないため、
ホワイトボードでどこか痛いところはないか聞いてくれている。
涼介『 頭がいたい 』
涼介はさっきよりも辛そうで先生は点滴をして熱を下げちゃって吐き気止めも入れよう、と言ってくれた。
先生「 多分ね、耳も少なからず関係してると思うから薬も多めに出しておきますね。じゃあ涼介くん点滴がんばろうね。」
そう言ってイチゴ味の飴をくれた。
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作者名:らぷ | 作成日時:2020年1月12日 15時