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翌日の朝、不安げな雄也をなんとか送り出して宏太と光で病院に向かった。
光「 雄也起きたらすぐに連絡するから、ね?」
雄也「 わかった。」
宏太「 ほら遅れるぞ!行ってらっしゃい。」
雄也「 はーい行ってきます。」
家をようやく出た雄也を見て2人で顔を見合わせて笑ったけれどそれだけ弟のことを大事にしてくれてるんだなって伝わってすごく嬉しかった。
宏太「 起きたときにそばにいてあげたいもんな。」
昨日の夜のこの宏太の一言で
2人は面会時間ぴったりに行くことに。
不安でたくさんであろう涼介にヘッドギアとイヤーマフを持っていって病室に入ると案の定頭を叩いてあー!と泣いている涼介。
光「 りょうちゃーん、おはよう。大丈夫よ。」
宏太にヘッドギアを付けてもらって泣いて落ち着かない涼介を抱っこしていったん外に連れ出す。
涼介「 あー!!!!」
ジャンプしてみたり床に座ったりいつもよりも激しく癇癪を起こす涼介は珍しくて先生がやってきた。
伊野尾「 あれりょうちゃんどしたー?」
涼介よりも小さな子がたくさんいる小児科で騒いでしまうと周りの目も気になるところ。
伊野尾「 りょうちゃん部屋に戻した方がいいかな??」
光「 うん。」
伊野尾先生が手を繋ごうとしたけれど嫌がって頭を壁に打ち付けたり手を噛んだりと本当に落ち着かない。
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作者名:らぷ | 作成日時:2020年1月12日 15時