Petite lumiere 13 (ページ18)

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数日間続いていた雨も止み
久しぶりに眩しい太陽が降り注ぐ日曜日。

雄也も大貴も部活で朝早く家を出てしまって暇そうにしていた2人と宏太と出かけることにした。

「どこ行こうか？」

「レゴのお店！」

「行きたいって言ってたもんね、裕翔。」

「涼介はどう？？」

「なぁっ、でも、いい。」

「なんでもいいの～？ママとパパ涼介と裕翔の洋服たくさん買っちゃうよ？笑」

2人はまだ小学生だから洋服屋さんがすっごく退屈みたいでいつもつまんないと文句を言う。

2人はえー、と言いながらも少し楽しそうで準備をまた再開させた。

「よし！もう行けますか？」

「うん！！」

2人の元気な声を聞きながら涼介の車椅子を車に乗っけた。

宏太が涼介を抱っこしてくれていてつい最近チャイルドシートを卒業したのにまたチャイルドシートのようなしっかりとした椅子に乗っている涼介はまだ幼稚園生のようだった。

「りょうちゃん久しぶりだね！！」

そう。涼介が兄たちはいないけれど兄弟と一緒にお出かけするのは倒れた日ぶりでかれこれ２年近く前だったのだ。

涼介はあの日のことを思い出すのか、車に乗ってからは不安そうにキョロキョロしていて裕翔が落ち着かせるように抱きしめていた。

「大丈夫だよ。僕が隣にいるから。」

ずいぶんと大人になった裕翔。

涼介はそんな裕翔の大きな背中に抱きついて裕翔の肩のあたりにシミをつけた。

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勢いで書いてしまったのでツッコミどころ満載ですがいい感じに締まったということでオールオッケー！