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慧「 あっきたきた!おはようございます。」
光「 おはようございます。ほらりょうも。」
りょう「 おはよう、ございます。」
慧「 じゃあ教室行こっか。」
りょう「 うん。」
光「 じゃあね。もうグズグズしないでね。」
りょう「 ん、」
慧ちゃんと手を繋いで
教室に入っていくのを見届けて光は家に帰った。
まず教室に入って荷物を置くと
慧と軽く話をして点字を読む練習をする。
りょう「 き、、ん?なにこれ?」
慧「 りょうくん先生いるのこっち笑 」
りょう「 あぁ。これなに?」
慧「 あーっ、これはちっちゃい よ だね。
だからきょになる。」
りょう「 分かった。」
学校ではこんなことをしているうちに
1日が終わってしまうから不思議なのだ。
昼休みにりょうの元へやってきたのは裕翔。
裕翔は隣のクラスで勉強していて
同じ視覚障害を持っていて親子共々仲がいいのだ。
裕翔「 りょうげんき?」
りょう「 うん!」
裕翔「 よかったぁ。」
裕翔はりょうに酷く過保護なところがあって
そんな2人のやり取りを見ながら慧は笑っていた。
ずっとずっと仲良く元気にりょうも裕翔も過ごせるようにママもパパも願っています。
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くるさぼ(プロフ) - らぷさんの作品が本当に大好きです。無理を承知でお願いします。他の短編集も観れるようにしてくれませんか? (2019年6月23日 1時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぷ | 作成日時:2019年6月23日 0時