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涼介が家に帰ってから２日ほどはバタバタで
酸素濃度が急激に下がることがあったりしたものの
なんとか持ちこたえてくれて酸素チューブも今では外せるようになった。
唾液を吸引する小さなチューブをくわえて
ただただ眠ったように横になっている涼介はもう目覚めてくれないなんて信じられなかった。
慧「 りょう行ってくるね！」
宏太「 帰り遅くならないようにな。」
慧「 うん！」
慧が出て行った後すぐに宏太も家を出て
裕翔はとっくに家を出ていたから光と涼介の２人きり。
光「 りょうちゃーん、今日は何見よっか。」
涼介は別に好きだとは言っていなかったけれど昔っから２人きりになると毎回海外ドラマを見ていたからなんだかそれをやってしまう。
光「 りょう？りょう！！」
聞きながら振り返るとうっすら目を開けた涼介がいた。
涼介の反応はなくただただ目を開けているだけで
声をかけても聞こえていないようにも見える。
光「 りょうわかったら手握ってね。」
念のため確認をしてもやっぱり手を握ってくれなくてそっかぁと思いながらも久しぶりに目を開けてくれた涼介に光は沢山の笑顔を見せた。
少しでも何かが良い方向に動いた気がして
涼介にやっとステキな神様が
味方してくれた気がして
すごく嬉しくなった。
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くるさぼ(プロフ) - らぷさんの作品が本当に大好きです。無理を承知でお願いします。他の短編集も観れるようにしてくれませんか？ (2019年6月23日 1時) (
レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぷ | 作成日時：2019年6月23日 0時
