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「 やめて!!!!こないで!!」
深夜1時過ぎに聞こえてくるのは涼介の声。
すぐに駆けつけて興奮している涼介を落ち着かせようとしても何かが見えるらしく酷く怖がっていた。
宏太「 大丈夫だよ。なんにもないよ。
にぃちゃんここいるからね。」
涼介「 やだっ、、、こわいよ、こわい、、」
大粒の涙を流して酷く怖がっているけれどそこにはもちろん何もなくて宏太はそうだね、と言いながら涼介の体をトントンして落ち着かせようとしている。
涼介に幻覚が見えはじめて
夜眠れなくなったのはここ3ヶ月のお話。
実はもう少し症状は多彩で日中は違った症状が彼を襲う。
病院の先生にはこのままだとそう長くはないと言われていて日々壊れていく涼介に少しでも長くいてあげようと家族は涼介と過ごす日々を大切にしている。
少し落ち着いたところで眠りそうにない涼介におやすみ、と伝えて宏太は部屋に戻った。
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くるさぼ(プロフ) - らぷさんの作品が本当に大好きです。無理を承知でお願いします。他の短編集も観れるようにしてくれませんか? (2019年6月23日 1時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぷ | 作成日時:2019年6月23日 0時