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マフィア5 ページ5

樹side





バタン





おそ松が部屋から出て行った








『はーーーー』






あいつらに迷惑かけたな





これからの仕事で返していくか








あ、てか待って






俺こっから動けなくね?





歩けるかな





俺は地面に足をついて立とうとした








ガクッ





あーやっぱり足に力入んね






この部屋にいてもやることないんだけど







これはやらかしたな






ガチャ





『誰?』




「あぁごめん。俺」



『チョロ松かどうした?』





チョロ松「いや、おそ松兄さんが出てきたのが見えたから話終わったんだと思って。しかも樹兄さん動かないから移動する時手伝おうと思って。」






『まじ?それは助かるわ』






チョロ松「?なんか変わった?」






『そうか?』







チョロ松「いや、なんでもない。っていうのは建前で」





『?』







バシッ





『え?チョ、チョロ松?』





チョロ松「これまで心配かけさせた分。あとずっと前の話になるけどあの時俺を守るために戦ってくれてありがと」






『???』





チョロ松「もう覚えてないか笑」







『いや、覚えてるけど、そんなこと感謝されるとは思ってなくて』






チョロ松「え、いや、なんでもない。」







ザーザー




「チョロ松、聞こえるか?」





トランシーバーだ





チョロ松「聞こえる、どうしたの?」






この声はカラ松か?




カラ松「緊急事態だ。特殊部隊B班が全滅寸前だ。援護にいけるか?」






チョロ松「場所は?」





カラ松「Fエリアの26-3だ」






チョ松「了解5分でいく。」





カラ松「頼んだ。俺もここの始末が終わったらすぐに向かう」





『俺も行く』






チョロ松「無理に決まってるだろ。その体で動けるわけないだろ。自分の体を知れ」






『…』






確かに今のこの状態じゃ動けない





でも仲間がこんな状態なのに





助けにいけないなんて






チョ松「今兄さんがすることは体を万全な状態に戻すこと。それが最優先。」





『…わかった。』








『そのかわり怪我しないで帰ってきて』






チョロ松「了解ボス」







『え?』






バタン





チョロ松は出て行った







俺ってボスだっけ?

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作者名: | 作成日時:2021年3月7日 18時

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