マフィア1 ページ1
樹side
おそ松「樹!おかえり、」
『ただいま…おそ松』
バンッ
胸に痛みがはしる
撃たれた
誰に
おそ松「樹?!」
「俺はそんなんで死ぬわけねぇだろ。勝手なことしやがって」
「死ね!」
バンッバンッバンッバンッ
おそ松「おい…」
「ガハッ」
おそ松「くだらねぇこと言ってねぇでさっさと死ね」
バンッバンッバンッ
『おそ…松…』
ドクドクドク
あーー
今思い出した
そういえば足も撃たれてたんだった
あーあ
せっかくまた幸せに暮らせると思ったのに
『おそ…松』
おそ松「今助けが来る。それまで耐えろ。」
『もぅ…いぃ…』
おそ松「おい、死んだら許さねぇよ。絶対生きろ」
『ありが…と…』
瞼が重い
あーもう死ぬのか
「おそ松兄さん!」
この声は一松かな
あー久しぶりに会えたと思ったら
こんな悲しい顔させて
悪いことしたな
『ゴフッ…い、…ち、…松』
一松「樹兄さん!喋らなくていい!傷が広がる」
「ボス!!」
「レイさん!!」
『ごめ…ん…な』
一松「今足の止血したから!胸見して!」
一松「おそ松兄さん!アジトまで戻るよ!」
おそ松「一松…樹を…助けてくれ…」
一松「当たり前でしょ。死なせるわけないじゃん!だから樹兄さんも死ぬとか思わないで!生きろ!」
『う……ん…』
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作者名:樹 | 作成日時:2021年3月7日 18時