少女 ページ4
そもそも彼女は本当にごく普通の一般家庭に生まれた女の子。
高校にもちゃんと通ってるし、進路も今決めようとしている。
別に、強くなりたいっていうのも暴力で解決したい訳じゃなかった。
精神的に強くなりたい。言い返せるような強い心を持ちたい。ってだけだった。
じゃあなんで念能力まで覚えたのか。
センセイと出会った日、彼女らは色々カフェで話をした。今まであったこと、これからのこと。
何となく話したくて、ボロボロの見た目のままカフェに入った。隠れ家的なカフェだった。
(後にハンター御用達の情報交換カフェだったことを知る)
『むしろセンセーはなんで私を弟子にしようとしたの？』
「野暮なこと聞くなや。顔が可愛いからだろ。」
『うわぁ…』
「ドン引きすんな」
後の話で、センセイは
ボロボロの少女を見て、売りとばされるかもしれないと心配してくれたとの事。
意外と正義感の強いひとだ。
彼女が強くなりたいと言うから弟子にしたそうだが、彼女がごく一般の家庭で暮らしていると知ったのは修行を始めて3日のことだった。
センセイは普通の家庭の子を育てていいのかと思ったが、彼女も案外乗り気だったし、まぁ何とかなるだろう、と持ち前の楽観主義でぼんやり考えていたのだった。
センセイ、強いし優しいし、すごいな。
これが少女がハンターを目指すキッカケになった。
なんだかんだで彼女も念能力を覚えた。
彼女は操作系だった。だから先生と一緒に念能力を考えた。
と言うより先生がほとんど考えたのだけど。
発動条件がキスなのは、先生がが単純に彼女にキスをされたいがためだった。
とんだセクハラジジイである。
しかし彼女はそんな先生に好意を抱いていたのだ。もちろん恋愛感情などではない。
敬慕、とでもいっておこうか。
彼女が先生に憧れと尊敬の感情を持ち始めた時、
唐突に
本当に唐突に
「なァ、お前オーラ変わったか？」
と、
言ったのだった。
もちろん私には分からない。
『いいえ？分かりませんけど。』
「いや、明らかに違うな…敵の襲撃か？」
ブツブツと呟くも、彼の性にあわなかったのか、
「とりあえず水見式をもう一度やってくれ」
といったのだった。
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かすみ(プロフ) - もるさん» 初めまして！コメントありがとうございます！お返事遅れてしまってすみません、、。更新頑張ります！多忙でかなーり亀更新になると思いますが気長に待っていただけるとうれしいです！ (2022年7月25日 23時) (
レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
もる - 初めまして！とてもかわいい主人公ちゃんで読んでいて癒されました！文面からも作者様の温和なお人柄が出ているように感じました。忙しいかと思いますが、更新楽しみにしています♪ (2022年6月29日 3時) (レス) @page50 id: 2766806a74 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - しろさん» はじめまして！コメントありがとうございます！嬉しいです！頑張って作ろうと思います！少し待っていてください！ (2022年5月27日 2時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
しろ - はじめまして！このお話とても好きです！続きは書かれないのでしょうか？？ (2022年5月20日 13時) (レス) @page50 id: 1cd0628146 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - ちくわさん» ありがとうございます！がんばってみます！ (2020年12月29日 10時) (レス) id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞 | 作者ホームページ：http://narutodreamer
作成日時：2020年9月11日 13時
