ジャポニーズ！！ ページ28
飛行船でぐっすり寝て、我らが祖国、ジャポンに到着！！
『あぁ…ジャポンだ…！！』
「A！！！」
『げ』
「A！心配したんだぞ！」
「ホント、あんたって子は…」
「A！！無事でよかった！！」
熱い抱擁をしてくる父、号泣している母、そして…
『な、なんでオダマキ先生が…』
「なんでって…！当たり前だろ！？大事な教え子なんだから！！！」
オダマキ先生とは、彼女がハンターになることを反対した担任の先生である。彼も彼女を思って反対したのだ。
「あぁ、ホント無事でよかった…！A、ハンター試験どうだった！？」
『ふふふ』
ぴらりとハンターライセンスを見せる
「「「！！！」」」
「ま、まさか合格したの！？」
『そのまさかだよ！すごい？？』
「あぁ…！俺、ハンターに憧れてたんだ…って先生！？」
オダマキ先生は泡を吹きながら倒れた
(そりゃそうだよね…ハンターなんてなれるのほんのひと握りだし…ほとんどヒソカさんとかイルミさんのおかげなんだけどね…)
「A、やっぱりジャポンを出るの？」
『…うん。』
「あぁっ…」
母はまた号泣する
『向こう行って気づいたんだ。ジャポンはどれだけ平和なのか。』
『そして…そんな警戒心のないジャポニーズが向こうの人たちには滑稽でしょうがないんだって。激しい差別を受けたわけじゃないけど、ジャポニーズだからってナめたりしてる。』
「「「…」」」
『悔しかったんだ。見返してやりたい…』
『ジャポニーズ特有の警戒心の無さで、もしかしたらジャポンの人達が被害に遭うかもしれない。ハンター試験で出会った人は、私のあまりの警戒心の無さに驚いてた。それでも優しくしてくれた。』
『私も、牽制のためにも世界に出てジャポニーズは弱くないって伝えたいんだ。』
「…A、強くなったな。」
彼女の真剣な眼差しに、オダマキ先生は思わず声を上げた。
彼女がクラスメイトにいじめられていることはもちろんオダマキ先生も認知済だ。
彼女の両親は知らないみたいだが、彼女はオダマキ先生に両親には言わないでと必死に口止めをしたのだ。
教師として見過ごすわけにもいかないと、やはり教頭や校長にも駆け寄ったが、彼らは問題が大きくなるのは困ると、彼らもまた汚い口止めをしたのだった。
オダマキ先生は若手で、強い立場ではないから尚更従うしか無かったのだ。助けてあげたい気持ちは人一倍あった。
続く
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かすみ(プロフ) - もるさん» 初めまして！コメントありがとうございます！お返事遅れてしまってすみません、、。更新頑張ります！多忙でかなーり亀更新になると思いますが気長に待っていただけるとうれしいです！ (2022年7月25日 23時) (
レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
もる - 初めまして！とてもかわいい主人公ちゃんで読んでいて癒されました！文面からも作者様の温和なお人柄が出ているように感じました。忙しいかと思いますが、更新楽しみにしています♪ (2022年6月29日 3時) (レス) @page50 id: 2766806a74 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - しろさん» はじめまして！コメントありがとうございます！嬉しいです！頑張って作ろうと思います！少し待っていてください！ (2022年5月27日 2時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
しろ - はじめまして！このお話とても好きです！続きは書かれないのでしょうか？？ (2022年5月20日 13時) (レス) @page50 id: 1cd0628146 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - ちくわさん» ありがとうございます！がんばってみます！ (2020年12月29日 10時) (レス) id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞 | 作者ホームページ：http://narutodreamer
作成日時：2020年9月11日 13時
