【H×H】ふわふわ女子、ハンターになる！【逆ハー】

センセイとの出会い ページ2

私は弱かった。学校でもクラスメイトにいじめられ、でも無力だった。
悔しかった。ずっと泣いている自分が大嫌いだった。

「アンタまだ生きてんの〜？」
「目障りなのよ」
「ちょっと顔がいいからって調子に乗りすぎ〜」

ギャハハハと下品な笑いと、

『へへへ、ごめんなさい』

涙を堪えながら負けじと精一杯笑う自分

「ﾁｯ」

「ヘラヘラしてんじゃないよ！」

リーダー格の女の子が私の髪の毛を引っ張る

『痛い！』

「ははは〜無様！せいぜいそこでずっと泣いてな〜？」

「ギャハハハ！！！」


悔しい。変わりたい。強くなりたい。

その想いが、先生との出会いだった。


無様な姿を晒したくないから、暗い、人通りのない道を歩いた。

絶対に通っちゃいけないって両親に散々言われてきたが、ボロボロでボサボサの姿を誰にも見られたくなかったから約束を破ってまで危ない道を通った。

そこらに怖いお兄さんがたむろってる。


怖い…でも強くなりたい…！

恐怖を顔に出さないよう堂々と通る。

怖いお兄さんも、小娘に興味が無いのか、気づいていないのかスルー。

何グループか通り過ぎた頃、

「オイ小娘」

とても低い声が聞こえた。

『…？』

辺りを見ても誰もいない。

「上だ」

『こ、こんにちは。なにか御用ですか？』

恐怖を悟られぬように頑張って振る舞う。

「小娘、こんな所通っちゃいけねェって親に言われなかったのか？」

『言われてます。でも事情があって…』

「フン。大方いじめられて恥ずかしいからってとこだな。」

『え。』

「まァこれも何かの縁だ。お前のこと強くしてやるよ。」

『…え？』


これが私とセンセイの出会いだった。


-------------ｷﾘﾄﾘｾﾝ--------------
ちな、センセイはモブなんでテキトーな男想像しといてください。先に言っておきます。センセイは女好きだから夢主ちゃんを育てようとしてますが、別に犯罪者では無いです笑

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