3次試験 ページ13
3次試験までの間、彼女は飛行船を探検している。
なぜなら彼女はシャワーを浴びたかったのだ
彼女がふらふらしていると
「あぁっ！」
「げ！」
2人の少年にばったり会った。
(あれ…このこ1次試験の前半でトップで突っ走ってた子だな。緑の子はヒソカに攻撃してた子か。)
なんて考えてると
「お姉さん！ヒソカといっつも一緒にいるよね！？お友達なの？」
「おいやめろよゴン！逃げようぜ！」
『えぇ…ヒソカさんってそんなに嫌われてるの？』
「知らねェの？」
『私の中では優しいお兄さんて感じだけど』
「ええっ！？」
「おい、コイツジャポン人だぜ。疑うことを知らねェんだ。」
『そ、そんな…！こんな所で人種差別をされるなんて』
うるうると涙目になる彼女
涙の溜まった瞳が月明かりにさらされ、言葉では表しきれない美しさに、2人の少年は魅了された。
『え〜っと…どした？』
彼女の声でハッとした彼らは
「てか、泣き虫のくせによくここまで残ってたな。ヒソカに色仕掛けでもしたの？」
「いろじかけ…？」
『な…！そ、そ、そそんなハレンチなこと…！！』
顔を真っ赤にして涙を溜める彼女に銀髪の少年、キルアは、
(ジャポン人はこれだから…)
と、呆れたのだった。
そして緑がかった黒髪の少年、ゴンは
「いろじかけってなぁに？キルア〜」
と純粋な疑問をぶつけ、これもまたキルアを困惑させるのだった。
「あ、そうだ！俺ゴン！こっちはキルア！お姉さんは？」
『Aです！2人ともよろしくね！』
「よろしく〜！」
『！！！！』
「「！」」
殺気だ…！
「なんか俺、嫌な感じがする〜」
「お、俺も…」
念能力を使えない2人は、殺気を悪寒のようなものだと思っているらしいが、
念能力を使える彼女は、
(こわい…殺される…)
命の危機を感じていた。
(恐らくこれは私に向けられたもの…)
(私の前の方向から向けられている。逃げなきゃ…)
『じゃ、2人とも、またね〜』
とゆるりと振る舞い、殺気が出ている位置の真反対に踵を返す。
「バイバイ〜！」
「…」
『あぁ〜怖かっ…』
グイッとものすごい勢いで暗い廊下に引きずり込まれる
『！？』
「おとなしくしろ」
暗くてわかりづらいけど、長髪で大きな目をした男性に捕まったようだ。
首元には針が…
(針…？まさか…)
『あ、あの〜間違ってたらすみません…イルミさん？』
「！！」
続く
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 289人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かすみ(プロフ) - もるさん» 初めまして！コメントありがとうございます！お返事遅れてしまってすみません、、。更新頑張ります！多忙でかなーり亀更新になると思いますが気長に待っていただけるとうれしいです！ (2022年7月25日 23時) (
レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
もる - 初めまして！とてもかわいい主人公ちゃんで読んでいて癒されました！文面からも作者様の温和なお人柄が出ているように感じました。忙しいかと思いますが、更新楽しみにしています♪ (2022年6月29日 3時) (レス) @page50 id: 2766806a74 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - しろさん» はじめまして！コメントありがとうございます！嬉しいです！頑張って作ろうと思います！少し待っていてください！ (2022年5月27日 2時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
しろ - はじめまして！このお話とても好きです！続きは書かれないのでしょうか？？ (2022年5月20日 13時) (レス) @page50 id: 1cd0628146 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - ちくわさん» ありがとうございます！がんばってみます！ (2020年12月29日 10時) (レス) id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霞 | 作者ホームページ：http://narutodreamer
作成日時：2020年9月11日 13時
