天使系悪魔くの一

てんしがふたり ページ3

名前「わっ、わぁぁっ！ひとがいっぱぁい！」
ｷﾊﾞ「なんだぁ？名前、ビビってんのか〜？」ﾆﾖﾆﾖ
名前「なっ！ビビってなんかないよ！ちょっと不安なだけ…」
ｷﾊﾞ「ばぁか、それをビビってるって言うんだよ。」


彼はそう言って笑う。


あたしはキバの笑顔が大好きだ。


幼い頃から見てるけど、彼が笑顔を見せる度に、初めて見たかのような新鮮さと、彼の太陽のような眩しい笑顔に、暖かさを感じていた。


ｷﾊﾞ「ほら、クラス着いたぞ。」


教室の前、みんなからの視線。その視線は私を捉えては離してくれない。(⚠クラスのみんなが名前の可愛さに見とれてるだけです。)


ヒソヒソと聞こえる話し声。それは男女問わず、喋っている。(⚠クラスのみんなが「えー！あの子可愛すぎ！ねぇ話しかけようかな！？」「「キャー！♡♡」」とか言ってるだけです。)


ちょっと怖かった。


早々と教室に入ってしまうキバの手を取った。


ｷﾊﾞ「…？どうかしたか？」
名前「あたし……」
ｷﾊﾞ「ん？」
名前「やっぱ、不安だなぁ。」
ｷﾊﾞ「怖いんなら、俺の後ろに隠れとけよな…」
名前「キバ……ありがとう…！」
ｷﾊﾞ「そんな人見知り発揮してたら、友達なんて出来ねぇぜ？」
名前「えええ…それは嫌だぁ…」
ｷﾊﾞ「…ま！俺はお前を1人になんてさせねぇけどな！」
名前「わぁい！キバありがとう！」


あたし達の忍への道はまだまだ長いけど！頑張るぞぉ！


ｷﾊﾞ(んー…なぁんで気づいてくれないかなぁ…)



2話〜END〜

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