episode 39 ページ41
思わず勢いよく振り返りその声の主を見てみると、
やっぱり想像していたアイツ______零で。
安「…あれ？少年探偵団のみんなじゃないか。」
やたらと胡散臭い笑顔を振りまきながら、そう言って両手に持った買い物袋をカウンターに置く。
元「今丁度俺らで、安室の兄ちゃんの話してたんだぜ！！」
歩「安室さんってかっこいいよねってお話してたの！」
安「へぇ、何だか照れるなぁ」
なんだよ、照れるなぁって。
キャラ崩壊もいい加減にしろ。
貴「…ちょっとコナンくん、これは一体どういう事？」
コソッと向かいのコナンくんに話しかけてみるも、
コ「…俺だって聞きてぇよ。
あの事件の日の翌日から急に毛利のおじさんに弟子入りするって言って、突然ここで働き出したんだよ。」
そう言って、零をジト目で睨みつけながらアイスコーヒーをちびちびと飲むコナンくん。
その表情は本当にサッパリって感じだから、嘘は言ってないんだろうけど。
っていうか、コナンくんまでキャラ崩壊してんじゃん。口悪くなってるし。
安「ところで、そちらの女性は……もしかして、先日のパーティーで毛利さん達とご一緒に出席されていた方ですか？」
貴「…ｱｯ､はい、そうですけど…」
ここはちゃんと、安室透として接してあげよう。
安「こんな所で再会するなんて、偶然ですね！
貴方にはもう一度お会いしたいと思ってたんです。」
貴「はぁ…」
そう言って、私の手元にあるホットココアを見て軽くフッと笑う安室サン。
貴「…なんですか」
安「いや、珈琲を飲んでいそうなイメージなのに、ココアを頼むなんて可愛らしい人だなぁと思いまして。」
貴「……。」
…私が珈琲飲めないこと知ってて言ってんだろ。
さては馬鹿にしてるな、コイツ。
歩「えー！安室さんとAお姉さん知り合いだったの！？」
安「まぁ、ちょっとした縁があってね。
彼女は僕の事をあまり覚えていないようだけど、僕は彼女の事を素敵な人だなぁと思っていたよ。」
そう言うと、子供達3人はｷｬｰｯ!と騒ぎ出す。
何誤解させるような事言ってんだ。
貴「…安室さんは、早くお仕事に戻ったらどうですか？」
安「ﾊﾊｯ、全く釣れない人だ…
そうですね、大人しく戻ります。」
そう言って去っていく零…もとい安室ｻﾝ。
……なんだあのキザな喋り方。
シンプルにムカつくわ。
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優凪 - いつも楽しく見させて頂いてます！！お話とっても面白いです！！あと、純黒見たいです！ (2019年10月10日 0時) (
レス) id: 2287419f18 (このIDを非表示/違反報告)
由香(プロフ) - 楽しみにしてます！ (2019年10月1日 22時) (レス) id: 4e9eb2e5b9 (このIDを非表示/違反報告)
マドレーヌ(プロフ) - とてもおもしろいです！大変だとは、思いますが更新頑張って下さい！応援してます♪ (2019年9月29日 3時) (レス) id: c84dba5333 (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - すごく好きです！私のタイプ（？）のど真ん中！！！！更新頑張ってくださいね！ (2019年9月27日 17時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)
EMIRIA(プロフ) - とても面白いです(^^)これからも頑張ってください！ (2019年8月29日 8時) (レス) id: 61bb63e74e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Non. | 作成日時：2018年9月11日 22時
