episode 33 ページ35
ーーーーーーーー
ーーー
数日後。
あれから、今まで通り私に憎まれ口を叩く秀一さんを見て少し安堵したものの
今まで以上に仕事について文句を垂れてくるので、
やっぱりあのまま大人しい秀一さんにしとくのもアリだったかな、と思ってしまう。
……いや、今はそんなことはどうでもいい。
今日は久々の休暇だ。
と言っても、万が一上司から呼び出されたらすぐに向かわないといけないから�牴将瓩竜找砲覆鵑世韻鼻�
今の時刻は、昼12時少し前。
特に目的は無いが、家でダラダラするのも良くないと思いひたすら1人で街をゆっくりと歩く。
私だって女を捨てた訳じゃない。
普段しないようなメイクをしてみたり、オシャレしてみたり、街中で見かけたブティックやアクセサリーショップに惹かれて立ち入ってみたり。
普段こういう女性らしい時間を過ごすことは無いから、何だか新鮮で楽しい。
貴「秀一さんに見られたら、馬鹿にされるんだろうなぁ…」
あの人多分、私の事男か妖怪か何かだと思ってるからね。
さて、次はどこに行こう。
丁度昼時だし、最近出来たカフェにでも立ち寄ってみようかな？
え、今の私超女子じゃん。一人って所が寂しいけど。
そう思いながら、鼻歌交じりにご機嫌で足を進めていると
貴「…ん？」
あれ、可愛らしいハンカチが落ちてる。
このまま放っておくのも良くないのでとりあえず拾い、ハンカチに付いた砂を払って名前を確認してみると、�犁氾鎚眸��瓩箸いκ源�が。
拾ってみたものの、知ってる子じゃないみたいだし一体どうしよう…と考え込んでいると
？「あっ！お姉さん！！」
そう叫びながら、前方からこちらへ駆けてくる小学生くらいの女の子。
……もしかして、これの持ち主かな？
？「あの…このハンカチね、歩美のなの！！」
うん、間違いないみたい。
貴「そっか、この可愛らしいハンカチはお嬢ちゃんのだったんだね。
もう落とさないように気を付けてね？」
歩「うん！お気に入りのハンカチだったから、見つかって良かった…！お姉さんありがとう！！」
ハンカチを渡すと、キラキラした目をして私にお礼を言ってくれる歩美ちゃん。
か、可愛い…！眩しい…！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1573人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「降谷零」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優凪 - いつも楽しく見させて頂いてます！！お話とっても面白いです！！あと、純黒見たいです！ (2019年10月10日 0時) (
レス) id: 2287419f18 (このIDを非表示/違反報告)
由香(プロフ) - 楽しみにしてます！ (2019年10月1日 22時) (レス) id: 4e9eb2e5b9 (このIDを非表示/違反報告)
マドレーヌ(プロフ) - とてもおもしろいです！大変だとは、思いますが更新頑張って下さい！応援してます♪ (2019年9月29日 3時) (レス) id: c84dba5333 (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - すごく好きです！私のタイプ（？）のど真ん中！！！！更新頑張ってくださいね！ (2019年9月27日 17時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)
EMIRIA(プロフ) - とても面白いです(^^)これからも頑張ってください！ (2019年8月29日 8時) (レス) id: 61bb63e74e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Non. | 作成日時：2018年9月11日 22時
