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福沢「美琴なら大丈夫だ」
錆兎「何でそんな事が分かるんだ」
福沢「美琴の動きや目を見れば分かる」
錆兎「…そうか」
2人の話が終えてから数分後に義勇を背負った美琴が現れた。
何故か義勇も一緒にいた。


――福沢白夜&錆兎 side終了――





――陽月美琴 side――

此方に白夜と錆兎がいるかな。
私は自分の直感と気配を読みながら2人の所に向かっていたんだけど、何故かこの近くに義勇の気配も感じた。
まず、義勇の所へ寄ってから白夜と錆兎の元へ行こう。
私は義勇がいる所へ向かう。

すぐに義勇を見つけた。
義勇は右足を引きずりながら歩いてた。
義勇「!美琴!」
美琴「義勇。怪我してるけど、大丈夫?」
義勇「俺は大丈夫。それよりも錆兎を知らないか!俺を助けた後、他の人を助ける為に居なくなったんだ!」
美琴「大丈夫。錆兎は無事だよ」
義勇「本当っ?」
美琴「うん。今から錆兎がいる所へ向かうけど、義勇も一緒に行く?」
義勇「行く!」
美琴「私の背中に乗って」
義勇「え。でも…」
私は義勇を背負って錆兎の所へ向かう為に義勇の前でしゃがみ込み、背中に乗るように言った。けど、年下の女の子に背負ってもらうのに抵抗があるのか、義勇は中々乗ろうとしなかった。

美琴「その足じゃ、歩きにくいから私が背負って錆兎の所へ連れて行くから。早く、錆兎に会いたいでしょう?」
義勇「う、うん。俺重いよ」
美琴「大丈夫。修行で重たい物を持った事があるから。ほら、乗って」
義勇「わかった」
義勇は私の背中に乗せ、確認した後、走り出す。
思っていた程重くなかったかな。
修行で持った方が重かったなぁ。

私は白夜と錆兎がいる方向へ走る。
私は周囲を警戒しながら、白夜と錆兎がいる方向へ走ることに集中していたから知らなかった。
義勇「(凄い。俺を背負ってこんなに速く走れるなんって…)」
私を感心しながら義勇が私を見ていたことに気付かなかった。

数分、走った後に白夜と錆兎を見つけた。
2人とも、無事で良かった。


――陽月美琴 side終了――





美琴「白夜、錆兎!無事で良かった」
福沢「美琴も無事で良かった。あの鬼手は倒したようだな」
美琴「うん。途中で義勇を見つけたから連れてきた」
錆兎「義勇!」
義勇「錆兎!無事で良かった!(泣)」
義勇は美琴の背から降りて、錆兎に抱き付く。
美琴「錆兎、兄弟子たちを思って動くことは悪いことじゃない。けど、今生きる人たちも大切にしないと駄目だよ」
錆兎「美琴」

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天霧(プロフ) - 続きが気になります。更新するの難しいと思いますが頑張ってください。更新気長に待ってます。 (2021年9月26日 17時) (レス) @page25 id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - 恭燈さん» 鬼手ではなく、手鬼でした!教えて頂きありがとうございます! (2019年8月23日 9時) (レス) id: 1eabd0ce8d (このIDを非表示/違反報告)
恭燈(プロフ) - アノすみません錆兎を助けるところの鬼手って正しくは、手鬼では、なかったでしょうか? (2019年8月23日 8時) (レス) id: 893046956f (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - コメント、ありがとうございます!更新が遅くなるかもしれませんが頑張ります(^ω^) (2019年8月18日 23時) (レス) id: 1eabd0ce8d (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅大好き少女 - 面白い!更新待ってます!頑張ってください! (2019年8月9日 12時) (レス) id: 3e9417ed05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神流 | 作成日時:2019年7月15日 1時

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