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――福沢白夜 side――

俺は陽月に何故其処まで強いのかを尋ねた。
陽月は謙遜しながらも話してくれた。
澄んだ瞳の中に見える強い意志。
俺よりも年下の10歳の少女とは思えない輝きに一瞬見とれてしまった。
そして、陽月の言葉を聞いて思ってしまった。

陽月のように強くなりたい。
陽月の隣に立ちたい。
陽月の為に役に立ちたい。…………と。

陽月は俺たちから去ろうとしていた為、俺は急いで陽月を引き止め、陽月と一緒に同行してもいいかを尋ねた。
陽月は自分が稀血で鬼が寄りやすいことを気にしていた。
俺は足手まといにならないようについていくことを伝えると、承諾してくれた。
苗字ではなく、名前呼びを許してくれた。
俺も名前呼びで良いことを伝えた。

美琴は泉に御守りを渡してから移動し始めた。
俺は美琴の後を追う。



――福沢白夜 side終了――






美琴「(錆兎が危ないかもしれない)」
何かを感じとった美琴。
美琴「白夜、走るよ」
白夜「あぁ」
美琴と白夜は走り出す。
走り出して数分後に錆兎と手鬼が戦っている様子が見えた。
美琴「白夜!私があの鬼を斬るから錆兎を抱えて逃げて!」
白夜「わかった。美琴はどうする」
美琴「私はあの鬼を倒してから白夜たちの所に戻るよ」
白夜「……生きて帰って来い。いいな」
美琴「うん!行くよ」
白夜「あぁ」
錆兎の刀が折れら手鬼の手が錆兎の元へと伸びる。

美琴「…自然の呼吸、壱ノ型…神速……!」
一瞬で鬼手と錆兎の元へ行き、手鬼の手を切り落とした。
手鬼「グッ…二人めかぁ!!」
錆兎「っ!美琴!」
美琴「(炭治郎がこいつを倒す筈だけど、炭治郎が来るまでに他の人を犠牲にする訳には行かない。こいつは此処で倒す)」
手鬼の手が再び美琴と錆兎に伸びようとし、美琴が次の技を出そうとした瞬間。
福沢「氷の呼吸、壱ノ型…流氷」
刀身に鋭い氷を纏わせ、一瞬で手鬼の間合いを詰め、手鬼の手を斬る。居合技である。
福沢「美琴に手を出すな」
手鬼を睨む白夜。
美琴「白夜!錆兎をお願い」
福沢「あぁ」
白夜は刀を鞘に戻し、錆兎を抱えて走り出す。
錆兎は文句を言っているが、白夜は無視をしている。
錆兎と白夜の姿が見えなくなり、一安心をする美琴だが、目の前にまだ鬼手がいる為、気は抜けない。



手鬼「貴様ァ!邪魔したなァ!!せっかく鱗谷の弟子を食べられそうだったのに!!」
美琴「貴方、四十人の人を食べてるね」
手鬼「そうだよ!」

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天霧(プロフ) - 続きが気になります。更新するの難しいと思いますが頑張ってください。更新気長に待ってます。 (2021年9月26日 17時) (レス) @page25 id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - 恭燈さん» 鬼手ではなく、手鬼でした!教えて頂きありがとうございます! (2019年8月23日 9時) (レス) id: 1eabd0ce8d (このIDを非表示/違反報告)
恭燈(プロフ) - アノすみません錆兎を助けるところの鬼手って正しくは、手鬼では、なかったでしょうか? (2019年8月23日 8時) (レス) id: 893046956f (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - コメント、ありがとうございます!更新が遅くなるかもしれませんが頑張ります(^ω^) (2019年8月18日 23時) (レス) id: 1eabd0ce8d (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅大好き少女 - 面白い!更新待ってます!頑張ってください! (2019年8月9日 12時) (レス) id: 3e9417ed05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神流 | 作成日時:2019年7月15日 1時

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