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4話 ページ6

「Aちゃ〜ん、ちょっと相談があるの……。ちょっと二人で話さない?」

あれから二週間が経った。
私は元いた地域と言う事もあって、もう友情網を築けていた。

佐中とはまだ目もあったことが無いが。

そして、今は昼休み。
私は桜井と仲が良い、と言う認識をされているのだが、その桜井に呼び出された。

一緒に昼ご飯を食べていたのはまゆみも他の子もいるのに、私だけ呼び出すのは不自然すぎやしないだろうか。

と言うか、はっきり言ってまゆみ達に失礼。

でも他の子はまゆみも含めて私にも言いなさいよ〜とか笑いながら言っている。

可笑しいなぁ。こんなことしたら、前の学校では嫌われ者になっていたのに。

『皆で話すのじゃ駄目なの?』
「も〜、”Aちゃんに”話したい事があるの!」

「Aちゃんに」をえらく強調して言った桜井。
どう考えても不自然だろう。これは何かあると思った方がよさそうだ。

『うーん………。』
「もう、いくよ!」

半強制的に教室をだされた私。マズイ。これ、ヤバいと思う。
何かしかけてくるのではないか。

私は掴まれていない方の手をこっそり制服のポケットに入れて、スマートフォンの電源を入れる。
そしてカメラのビデオ機能をスタートさせた。

ピコン、と音がして、ビデオの録画が始まる。

そして、空き教室にたどり着いた。
桜井はそこの机へ腰掛け、私もその前に腰掛ける。

「あの………ね。わたし、実は勘宮崎君の事が好き、何だ……。」
『勘宮崎君………?ああ、勘宮崎三郎君ね。』

ソイツとは小学校でそこそこ仲が良かったから、知っていた。三郎君か。勘宮崎君なんて呼んだことがなかったから分からなかったよ。

「それで、ね。少し協力して欲しいの。」
『え?』

拍子抜けした。
なんかしかけてくるのではと、思っていたけど案外普通のことだったから。

「だから_______。」

そう言って桜井は窓際に近付く。
そこで気付いた。これは普通なんかじゃない。れっきりとした___!

「わたしの踏み台になって?
お前、ウザいんだよ!前ここにいただか何だか知らないけどすぐ溶け込みやがって!」
『ちょっと、桜井さん!』

そして桜井は___二階から自らのせを空に任せて飛び降りた。
慌てて立ち上がり、桜井に手を伸ばす。
しかしその手は空を切り、桜井は叫びながら落ちていく。

「きゃぁぁぁぁぁぁ!」
『桜井さん!』

桜井の絶叫が響いた。

________
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マナ - 綾部伊沙さん» 夢主が録画した内容はどのタイミングで聞かせるのでしょうか? (2022年5月29日 20時) (レス) @page8 id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 綾部伊沙さん» 親友は本作の主人公の味方にできますでしょうか? (2022年5月21日 16時) (レス) @page6 id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 本作の主人公の親友は本作の主人公の味方に付けることはできますでしょうか? (2022年5月18日 20時) (レス) id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 名前固定の方が読みやすい… (2022年5月17日 22時) (レス) id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
綾部伊沙(プロフ) - マナさん» アッ さっきのURLとこの作品、コピペしてるだけなんで一門一句同じです……… 全く内容同じなんでそっちを是非…… そっちを評価してくれたらうれしいです……! (2022年5月17日 21時) (レス) id: b1825981c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綾部伊沙 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e8e9c819a37/  
作成日時:2022年5月17日 17時

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