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鬼滅学園! ページ42

少しして、また私は登校できるようになった。

黒いセーラー服を着て、浜田中に向かう。

緑のリボンが、風になびいてひらひら舞った。

彩「先生、書類を受け取りに来ました。」

先生「あら、立花さん。はいどうぞ。」

先生はニコッと微笑んで、一枚の書類を渡すと目を伏せた。

先生「ごめんね、いじめのこと、気づいてあげられなくて。」

彩「別にもう、いいんです。気にしてませんし、一応? 謝ってはもらえたので。それよりも、

 早乙女さんたちの姿を教室で見なかったのですが…」

先生「ああ、立花さんは転校したから知らないんだったっけ。あの子たちはね、退学処分になった

 そうよ。」

そうなんだ。

まあ、当然といえば当然だけどね。

先生「立花さん、新しい学校でも頑張ってね。えーっと、確か、鬼滅学園? と言ったかしら。先生、

 応援しているから。」

彩「はい!」

そう、私は今日から、鬼滅学園に転校する。

98代目の親方様が鬼殺隊の仕事で勉強に支障が生じたり、鬼舞辻無惨との戦いで体を損傷した隊士への

ご配慮、ということで設立したみたい。

本当に、任務後にずっと寝たきりだったこともあったからこの仕組みは助かる〜!

そう思いながら浜田中をでて、鬼滅学園に向かった。

そして…

彩「お姉ちゃん! それに、しのぶ姉さんも!」

りん「あら、彩!」

しのぶ「おはようございます。」

お姉ちゃんとしのぶ姉さんがいた。

二人は高校生の制服を着ていて、すごく似合ってる。

彩「おはようございます! 一緒に登校しませんか?」

りん「ええ、もちろん!」

不思議…、ちょっと前まで鬼とタヒ鬪していたのに、こんなにも穏やかで幸せな生活を送っている

なんて。

しのぶ「ところで、お二人とも。生活指導の冨岡さn…冨岡先生が校門の前で竹刀を持っているそうですよ。

 遅刻した者には容赦しないんだとか。急ぎましょう?」

その言葉にハッとして、私たちは走り出した。

鬼滅学園は、どんなところだろう?

今度のkz会議の時に、みんなに報告しようかな。

そう思いながら、私は当たり前のようで当たり前じゃない、「普通」の生活を始めた。

〜fin〜

後書き→←ごめんなさい…



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月坂柚花(プロフ) - 花歌彩さん» ありがとうございます! そんなに喜んでもらえて私もすごく嬉しいです(^^) (8月4日 9時) (レス) id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
花歌彩(プロフ) - 月坂柚花さん» アーヤァァァァァ、会えて良かったねぇぇえぇぇぇぇぇぇぇ、やっぱり愛の力はすっごいよぉ!!!!!砂原と結婚できてよかったねぇぇぇぇ!!!!!!!       書いてくださりありがとうございます!!めっちゃいいお話です (8月4日 9時) (レス) @page50 id: 4d38c11d54 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 花歌彩さん» とりあえず、リクエストのお話書いて見ました! できれば感想をくれると嬉しいです! (8月4日 9時) (レス) @page50 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
花歌彩(プロフ) - 月坂柚花さん» お願いします!!!!!! (8月2日 18時) (レス) id: 4d38c11d54 (このIDを非表示/違反報告)
花歌彩(プロフ) - 月坂柚花さん» お願いします!!!!!! (8月2日 18時) (レス) id: 4d38c11d54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月坂柚花 | 作成日時:2023年5月19日 20時

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