霜谷さん ページ4
刀が自然と動き、私の首に当たった。
_____________シャキンッ
スパンと首が切れて、視界がぼんやりとしてきた。
なんか、頭の中に薄いベールがかけられているような感覚。
指や足の先がじんわりとしてきて、だんだん体が消えていくような気がした。
お風呂の中に入っているみたい…。
最後にああ、もうすぐここを離れるなって思った時、妖精さん達の声がした。
希望の精「元気でねー!」
勇気の精「もう、夢に惑わされないでよー!」
優しさの精「辛かったら、いつでも来ていいからね!」
そして最後に未来の妖精さんが
未来の精「彩なら大丈夫だよ!私達はいつも彩のことを見ているから、頑張ってね!」
と言ってくれた。
私は、あるかないかもわからないような口を動かして、ありがとうと言った。
聞こえてたらいいな。
_______________________________________
目覚めた時、私はちゃんと列車の中にいた。
戻ってきたんだ!
私は立ち上がって、他に起きている人を探した。
すると、炭治郎も起きていることに気づいた。
炭治郎は禰󠄀豆子さんの頭を撫でていて、私が起きていることに気づいていないようだった。
彩「炭治郎!」
私が声をかけると炭治郎はようやく私に気づいて、笑顔になった。
炭治郎「彩も起きたんだな!よかった…。」
あれ、まだ炭治郎と禰󠄀豆子さん以外は起きていないのかな?
私がキョロキョロと辺りを見回した時、すぐ横を針のような物がすり抜けた。
わぁっ!
私は腰をひねって一回転し、その針が当たんないようにした。
そこには、私達と同じくらいの歳の女の子と男の子が5人いた。
そして、その中に_____________霜谷さんの姿を見付けた。
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月坂柚花(プロフ) - 七星 麗華さん» ね…。 (5月18日 20時) (レス) id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華(プロフ) - 数珠玉の呪い…なんか怖そう… (5月18日 20時) (レス) @page50 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 七星 麗華さん» お願いします! (5月18日 20時) (レス) id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華(プロフ) - 月坂柚花さん» ありがとう!早速見てくるね〜 (5月18日 20時) (レス) id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 七星 麗華さん» 今作れたよ。もしよければ見てね♪ (5月18日 20時) (レス) id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月坂柚花 | 作成日時:2023年3月31日 20時