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カナエ「……と、いうわけで私としのぶは鬼殺隊として鬼を狩っているのよ。」
しのぶ「あなた、身寄りはないんでしょう? 蝶屋敷で暮らすといいわ。アオイたちも、
そういう感じだし。」
ふーん。別に鬼殺隊とか、興味ないけど。
でもまあ、住まわせてもらえるんだし、お言葉に甘えるか。
そうして、私の蝶屋敷での暮らしが始まった。
それから数日後のこと……
アイ「カナエさん……!」
満月の夜だった。
夢を、見てしまった……。
カナエさんが、死んでしまう、夢。
満月は、真南にあった。
普通なら、全く気にしない。
でも、どこかリアルで、ただの夢じゃないって予感がした。
そして、今日も満月。
アイ「しのぶさん! カナエさんは……!?」
しのぶ「? 姉さんなら、もう任務に行ってるじゃない。」
! 怖かった……カナエさんが、死んじゃう予感しかしなかった。
アイ「しのぶさん! 今すぐそこに連れてって! カナエさんが! カナエさんが!」
私の勢いに、ただ事じゃないと悟ったしのぶさんは、鎹鴉に応援を頼んでから屋敷を出た。
月は……まだ、真南じゃない……!
間に合って……間に合って……!
カナエさんの基に着くと、カナエさんは鬼との戦いに苦戦していた。
鬼は、私たちや応援に来た鬼狩りを見まわしてから、その場を後にした。
しのぶ「姉さん……! 姉さん……!」
カナエ「し……のぶ……? それに、アイ、まで……。どうして、私が危ない、って、
わかったの……?」
しのぶ「アイが教えてくれたの! それより姉さん、しゃべらないで! まだ、
間に合うから!」
そういって、しのぶさんはカナエさんを隠に預けた。
しのぶ「アイ……よく、一人で出ようとせず、私に助けを求めてくれましたね……。
ありがとうございます。」
それだけ言って、しのぶさんもゆっくりと歩きだした。
カナエさん……大丈夫かな。
ラッキーキャラクター
黒川あかね「ん? もうカメラ回ってる? テヘッ。」
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Bele(プロフ) - 月坂柚花さん» うん!ありがとう! (2月8日 20時) (レス) id: 6b934462d9 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - Beleさん» 中学校生活って、意外とあっという間だから、一日一日を全力で過ごしてね! Beleさんの小説、ひと段落ついたらまた引き継ぎお願いするね〜 (2月8日 20時) (レス) id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
Bele(プロフ) - 月坂柚花さん» ありがと〜!来年から中学生だー‼︎ (2月7日 22時) (レス) id: 6b934462d9 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - Beleさん» ううん、中高一貫だから、しばらく受験はないよ〜(テストはヤバいけどw) 合格おめでとう! (2月7日 20時) (レス) id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
Bele(プロフ) - 月坂柚花さん» ありがと〜!無事第一志望合格しました!柚花さんってもしかして今年受験生だったっけ? (2月7日 20時) (レス) id: 6b934462d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月坂柚花 | 作成日時:2023年9月17日 10時