一番星の生まれ変わり

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にしても私、嘘吐くの下手になってきちゃったな〜。

もうちょっとしっかりしないと！

そう思って、頬をパンッと叩くと、聞き覚えのある声がした。

蜜璃「あーっ、アイちゃーん！」

アイ「えーっと、蜜璃ちゃん！ 久しぶり〜。」

蜜璃「うん！ めっちゃ久しぶりだね〜！ 甘味処に行ったとこ？」

アイ「うん！ みたらし団子買ったんだ〜。」

蜜璃「わあ！ いいね、みたらし団子！ でもやっぱり、私のオススメは桜餅だなぁ〜！」

アイ「ああ、それで髪の毛も桜餅色にしているんだ！ ピンクと黄緑のグラデーションがきゃわ〜！」

蜜璃「ぐらでー……？ ありがとう、褒めてくれて。私も可愛いと思うんだよね〜！ でもこれ、実は

　地毛なの！」

アイ「えっ、そうなの！？ すご〜。」

蜜璃「ちっちゃい頃にね、桜餅を毎日百七十個、八ヶ月間食べ続けてたらね、こんな色になったの！」

アイ「え〜、面白い！ 子供が生まれたら、きっと遺伝して蜜璃ちゃんみたいに可愛い髪色に

　なるんだろうな〜。」

蜜璃「…………。」

アイ「ん？ 蜜璃ちゃん、どうしたの？」

蜜璃「可愛い……かな……？ 子供が、ピンクと黄緑の髪でも、可愛いのかな……？ 気持ち悪く、ない？」

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ラッキーキャラクター

黒川あかね「ん？　もうカメラ回ってる？　テヘッ。」

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