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アイ「なーんてね。ちょっと、寝ぼけてただけだよ〜。そんな、ホントなわけないじゃん。」
有一郎「……ま、そっか。非科学的だしな。」
無一郎「…………」
有一郎くんはあっさり認めてくれたけど、無一郎くんは妙な顔をして、首を傾げてた。
アイ「あっ、ヤバ〜。私、もうそろそろ任務の時間だから、もう行くね。」
そう言って、私はその場を去った。
…………。
アイ「いつまで着いてくるの? ……有一郎くん。」
そう聞くと、有一郎くんはビクッとしたように体を動かした。
アイ「ふふっ、こう見えて、感はそこまで悪くないんだよ〜?」
そう言ってから、ふっと有一郎くんの目を見る。
アイ「何か用? さっき言わなかったっていうことは、無一郎くんに聞かれたくない話ってことだよね?」
有一郎「ああ。……アイさんになら、話してもいいかなって思って。」
そう言うと、有一郎くんの瞳にまつ毛の影がふっと入った。
有一郎「無一郎が記憶喪失になったのは……俺のせいだ……。」
アイ「! ……どーゆーこと?」
有一郎「俺は、両親が亡くなってから、必死に無一郎を守ろうとしてて……つい、態度がキツくなることも
あって……。せめて、無一郎にもっと、優しくしてやればよかった……。」
アイ「……そっか。よく、話してくれたね、偉いよ〜。……そういうことって、結構あるよ。あの時、
ああしとけば今頃こうなってたのかなぁ……とか。だから、有一郎くんが気に病む必要なんて、全くない!
無一郎くんがタヒんだわけじゃないんだし、これからまだいくらでもやり直せるよ! ね? だから、
今からでも、愛情をいっぱい注いであげて。悔いの残らないように、優しくしてあげて。」
そう言うと、有一郎くんは肩を震わせながら「うん……うんっ……。」と小さく頷いた。
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この話、36話なのに37話にしちゃってました(^◇^;)
ラッキーキャラクター
黒川あかね「ん? もうカメラ回ってる? テヘッ。」
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Bele(プロフ) - 月坂柚花さん» うん!ありがとう! (2月8日 20時) (レス) id: 6b934462d9 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - Beleさん» 中学校生活って、意外とあっという間だから、一日一日を全力で過ごしてね! Beleさんの小説、ひと段落ついたらまた引き継ぎお願いするね〜 (2月8日 20時) (レス) id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
Bele(プロフ) - 月坂柚花さん» ありがと〜!来年から中学生だー‼︎ (2月7日 22時) (レス) id: 6b934462d9 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - Beleさん» ううん、中高一貫だから、しばらく受験はないよ〜(テストはヤバいけどw) 合格おめでとう! (2月7日 20時) (レス) id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
Bele(プロフ) - 月坂柚花さん» ありがと〜!無事第一志望合格しました!柚花さんってもしかして今年受験生だったっけ? (2月7日 20時) (レス) id: 6b934462d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月坂柚花 | 作成日時:2023年9月17日 10時