一番星の生まれ変わり

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しのぶ「今から話すことは、カナヲやアオイたちには内緒ですよ？ 指切り拳万、約束です。」

アイ「大丈夫、大丈夫！ 言いふらしたりしないから！」

しのぶ「そうですか。……アイは、四年前のことを、覚えていますか？」

四年前って……

アイ「カナエさんが鬼殺隊を辞めちゃったこと？」

しのぶ「はい。それから私は、その鬼を殺すために毒の開発を行ってきました。でも、なんだかアイは、

　そんなこと、すっかり忘れているような気がしてならないのです。自分だけ、四年前に置き去りにされた

　ような……。」

しのぶさん……。

アイ「何言ってるの、しのぶさん。私は忘れちゃったりなんてしてないよ〜。それに、しのぶさんも

　四年前に置き去りになんてなってないじゃん。あの時から比べたら、性格も穏やかだし……」

しのぶ「そう……でしょうか？」

アイ「うん！ これは20年生きてきた私からの言葉だけど……」

しのぶ「えっ、20年！？」

アイ「あ、えっと、16年だった〜。テヘ！ まあ、それは置いといて、そんなに重く考えなくても

　いいんじゃない？ たった一度きりの人生だもん！ 楽しまないなんて、損損！」

しのぶ「…………。そんなに重く……」

しのぶ(アイは、時々、何処か大人びているところがあります……。ですが、こう元気づけられる日が

　来るとは思いませんでした……)

しのぶ「ありがとうございます、アイ。」

20→←18(復活しました！)

ラッキーキャラクター

黒川あかね「ん？　もうカメラ回ってる？　テヘッ。」

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