一番星の生まれ変わり

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お館様「それじゃあ、炭治郎の話はこれでお終い。次に、もうみんな知っているとは思うけど、

　今日から新しく柱になる人がいるから、自己紹介してもらうね。アイ。」

アイ「はーい♪」

ゆっくり、だけど自信に溢れた所作。

全て打算でしていること。

どんなところでも私は、アイドルの「アイ」でいたい。

みんなを愛したいから。

みんなの前に立ち上がったと、そっと目を閉じた。

嘘は、私にとってとびきりの愛。

アイ「はじめまして！ 今日から柱になる、アイです！ みんな、よろしくね〜！」

そう言って、ファンサの時みたいに両手を前に出して手を振る。

伊黒「なんだ貴様。ふざけているのか？」

うわー、この人、絶対面倒くさい性格だ〜。

アイ「ふざけてないよ？ それよりも、まずは自己紹介が先じゃない？」

伊黒「チッ。伊黒小芭内だ。」

今明らかに舌打ちしたよね〜。

ま、いいけどさ。

蜜璃「こんにちは〜、私は甘露寺蜜璃！ 蜜璃って呼んでくれると嬉しいなぁ！」

アイ「蜜璃ちゃん！ 可愛い名前だね！」

なんだかルビーに似てるな〜。

有一郎「俺は時透有一郎。たぶん名前は覚えてなかっただろ。」

無一郎「僕は無一郎。よく覚えてはいないけど、有一郎曰く、僕は弟らしいよ。」

アイ「有一郎と無一郎ね〜。アクアとルビーにそっくりだな〜。」

有一郎「アクア？」

無一郎「ルビー？」

アイ「あっ、なんでもない。こっちの話。なんか変なことばっか言っちゃうんだよね〜！」

ふう、危ない危ない。

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ラッキーキャラクター

黒川あかね「ん？　もうカメラ回ってる？　テヘッ。」

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