一番星の生まれ変わり

8 ページ11

兎羽愛樹「アイ！ もう時間よ！ いい加減起きなさーい！」
(トパーズ)
金木犀の香りあふれる星屋敷。

兎羽愛樹の金切り声が朝一番に響き渡った。

アイ「アハハ、ごめんごめん。寝坊しちゃったー！ 兎羽愛樹は偉いね〜。こんなにしっかり者の

　鎹鴉がいてくれて助かる〜！」

この子はトパーズ。

私の鎹鴉なんだ。

目が黄色かったから、せっかくだし可愛い名前にしたいなーって思って、トパーズって名付けたの！

本人は気に入ってないみたいだけどね。

慌てて羽織を着て、外に飛び出るとトパーズにつつかれた。

トパーズ「まったく、自分が柱として紹介される大事な日に何で寝坊するのよ！？」

アイ「まあまあ、もう怒んないでよ、トパーズ。」

トパーズ「その名前もあまり好きじゃないのよ！ 私はもっと桜とかお花の名前にしてほしかったわ！」

アイ「ふーん、じゃあフローラとか？ それともローズとか。」

トパーズ「そういうハイカラな名前が嫌なの！」

菜ね言い合いながら本部に着くと、男の子が鬼みたいな人に頭突きしていた。

炭治郎「俺の妹を傷つける奴は！ 柱だろうが何だろうが許さない！」

あー、いたなー。ファンの中にも力で人を抑えようとする人。

ま、扱いは慣れてるけどね。

アイ「はいはい、わかったから一旦ストップ！」

全員‐アイ「！？」

９→←7

ラッキーキャラクター

黒川あかね「ん？　もうカメラ回ってる？　テヘッ。」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す