さようなら、KZの皆様 (ページ41)

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長く短いさよならをページ41

柱の皆にもこのことを伝えた。

みんな、それがお館様のご意向ならと了承した。

お館様「最後に、もしものために柱の皆一人一人にメッセージを伝えたい。

　天元、遊郭では炭治郎たちを庇い、上弦の鬼を倒してくれてありがとう。

　義勇、陰で努力していた君なら、鬼殺隊を支えて行けるだろう。皆と協力して

　困難も乗り越えていってほしい。しのぶ、剣士として、医師として懸命に務めてくれて

　ありがとう。君のこれからの活躍を期待しているね。小芭内、辛い過去を背負いながらも

　人を守るために戦ってくれてありがとう。蜜璃との進展を願っているね。蜜璃も、自分の恵まれた

　体を使って人々を守ってくれてありがとう。これからも自分を誇りに思ってほしい。

　実弥、その刀で、皆を引っ張ってくれてありがとう。弟とも仲良くしてほしい。無一郎、

　幼いのに鬼殺隊の柱として最前線で鬼と戦ってくれてありがとう。

　これからも明るいままでいてほしい。行冥、鬼殺隊最強の剣士として多くの人々を救ってきた。

　本当にありがとう。それは君の最大の功績だよ。最後に彩、刀を持ってからまもなく

　柱にのぼり詰めたこと、皆が尊敬しているよ。自分に自信を持ってほしい。

　私は皆と知り合えて良かった。“私のかわいい子供達”。」

皆が泣いていた。

あの不死川さんでさえも。

彩「では、凍らせていきます。」

どうか、安らかに半永久の眠りにおつきください、お館様。

さよなら。