さようなら、KZの皆様

覚醒‼︎ ページ29

…もう私は振り向かない。

私は氷柱、栗花落 彩だから…‼︎

炭治郎「彩さん！この鬼、切れば切るほど分裂します！」

わかった。

氷の呼吸…壱の型…花弁雪

花びらのようにふわふわと飛びながら毒を塗った刃で鬼を突き刺す。

氷魔法…凝固…

辺り一面を凍らせる。

もう、笑顔を壊させない。

分裂したうち一体は弱くなった。

彩「みんな、この鬼は本体じゃないよ！」

玄弥「⁉︎」

炭治郎「そうなんですか⁉︎」

善逸「zzz」

伊之助「そんなこと、俺もわかってたぜ！アイ！」

伊之助くん、アイって誰？

ところでなんか痛いような…

炭治郎「ところで彩さ、大丈夫ですか？」

彩「何が？」

炭治郎「いや、だから…その傷…」

傷？

あ、さっき蹴られたんだっけ？

でも今はそんなことに構っている暇はない。

私は肺が破けそうなくらい呼吸をした。

ドクンッ

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