柱合会議 ページ12
今日は柱になってから初の柱合会議!
…なのにちょっと遅刻してしまった…。
本部に着くと、険悪なムードが流れていた。
手を縄で縛られた男性隊士と鼻血をポタポタ垂らす不死川さん。
なんかしのぶ姉さんの任務で冨岡さんと癸隊士が問題を起こしたらしい。
彩「それで、この子が例の癸隊士ですか?しのぶ姉さん。」
しのぶ「はい。なにやら妹だ、などと言っていましたが、有力な情報は今のところ…」
彩「そうですか。」
私は癸隊士に向かい合った。
彩「こんにちは、初めまして。私は栗花落彩と言います。あなたのお名前は?」
煉獄「ムムッ!栗花落、その者は鬼を連れていたんだぞ!庇うのか⁉︎」
彩「オーラ。」
煉獄「?」
彩「この子からは純粋なオーラを感じます。きっと、鬼を連れていたのにもそれなりの訳があるんだと思います。」
全員-彩「‼︎」
甘露寺「オーラ…ですか?ちょっと、非科学的だけど、彩ちゃんがいうんだったら本当ね。」
彩「それで、あなたのお名前は?」
炭治郎「竈門…炭治郎です!」
彩「炭治郎さんですか。では炭治郎さんに質問です。何故あなたは生きているのですか?」
全員-彩「⁉︎」
しのぶ「彩、それはどういう意味ですか?」
彩「鬼に関する書物を読んだところ、鬼は自分と同じ血を有する者を好んで食す傾向が見受けられます。
なので炭治郎さんが生存している時点で禰󠄀豆子さんが人を殺める可能性は低いかと考えられます。」
全員-彩「‼︎」
かなた、輝利哉「お館様の御成です。」
それで全員が膝をついた。
炭治郎さんは無理矢理やられていたけど。
お館様「よく来たね。私のかわいい子どもたち。
おはよう、みんな。今日はとてもいい天気だね。空は青いのかな?
顔ぶれが変わらずに半年に1回の柱合会議を迎えられたこと嬉しく思うよ。」
不死川「お館様におかれましてもご創建でなによりです。これからも益々の御多幸をせつにお祈り申し上げます。」
お館様「ありがとう、実弥。」
不死川さん、順調そう。
そう思っていた矢先、不死川さんはド直球で竈門兄妹のことを問いはじめた。
い、いきなりですか…。
私の予想通りお館様は竈門兄妹のことを認めるようにおっしゃられた。
柱の皆様の意見は、最初は賛成派と反対派で半々だったけど、前水柱の鱗滝さんの文を聞いて多くの方は賛同したご様子だった。
1人の柱を除いては…
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月坂柚花(プロフ) - Beleさん» ありがとう(^^) (2022年11月23日 13時) (レス) id: da18089e82 (このIDを非表示/違反報告)
Bele(プロフ) - 続編〜〜っ!待ってました!イエェーい!! (2022年11月23日 13時) (レス) id: e430496a4a (このIDを非表示/違反報告)
yuzuka - おはよう!!とヤッター(^○^) (2022年11月23日 9時) (レス) id: e91cbbbf82 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 読者の皆様にご連絡申し上げます。この話、続編が出来ました。是非お読みください。 (2022年11月22日 20時) (レス) id: da18089e82 (このIDを非表示/違反報告)
Bele(プロフ) - 月坂柚花さん» ありがとう! (2022年11月22日 16時) (レス) id: e430496a4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月坂柚花 | 作成日時:2022年9月14日 0時