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…あ、教室戻んなきゃ、でもびしょびしょだしな。ジャージとって屋上行こ。なぜか自分でも信じられないぐらい冷静だった
ガラ…
教室に入るとみんなからの視線が痛かった。というか教室に来るまでもずっと視線は痛かったけど…そりゃそうだよねずぶ濡れだもんね。とりあえずジャージを取って教室を出ようとした時腕を掴まれた
高｢ちょっちょっえ、どーしたのそれ」
『あー』
ここで水かけられたって言っても誰も信じないだろうし虚言だって言われそうだとなんとなく雰囲気的に思ったから
『水道ひねったら壊れてた』
高｢なわけないでしょ！」
由佳ちゃんは何となく察してくれて
高｢とりあえずどっか行こ」
七｢あ、俺も行く！」
こうして3人で屋上に来た
キーンコーンカーンコーン
『授業始まっちゃったね。ごめん』
高｢今は授業なんかどうでもいいわ、着替えれた？」
『うん』
高｢七瀬、もうこっちみていいよ」
七｢うい」
今教室戻って怒られて授業受けるのもめんどくさいしとりあえず制服を乾かしながら1時間3人でサボることになった。
なぁちゃんは椅子を後ろ向きにして座って私と由佳ちゃんはそのまま床に座った
高｢中村の彼女にやられたの？」
『まぁ、正確に言えば嶺亜くんの彼女の後ろにいた女の子達』
それから私はさっき起きたことを全て話した
七｢女子こっわ、てか学年1の美女にそんな裏が…」
高｢なんとなくそんな感じしてたわ！中村についてなんか言ってくると思ってたけど水までかけるなんて、性格悪すぎ」
『2人は信じてくれるんだね』
高｢え？」
『いやなんか教室の雰囲気的に私が水かけられたって言っても信じなさそうな感じ？だったしあの子すごい人気じゃん？可愛いしだから誰も信じてくれないかなーって思ってた』
高｢いや、あんな女より羽瑠信じるでしょ普通」
七｢友達だしな！どれだけ可愛くてそんなことしなさそうって思っても友達がそう言うなら俺らは信じるだろ、中学から一緒だしなぁ」
『ありがとう』
七｢このこと嶺亜に言わないつもり？」
『うん、そのつもりだけど』
高｢言った方がいいよ。普通に考えて中村別にあの子にベタ惚れじゃないでしょ。それよりも羽瑠にベタベタじゃん絶対羽瑠のこと信じるよ」
『いやー、でもなぁ』
七｢俺も言った方がいいと思うなぁ。性格悪いって知らずに付き合う嶺亜が可哀想。てか幼馴染傷つけられたって知ったら嶺亜めっちゃ怒りそう(笑)」
『うーん、』
続く……
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羽瑠(プロフ) - akariさん» 更新遅くなってしまい申し訳ないです！遅くなるかもしれませんがなるべく早く出せるよう頑張るのでこれからも見てくださると嬉しいです！ (2020年7月7日 20時) (
レス) id: ac7c921f6b (このIDを非表示/違反報告)
akari(プロフ) - すごくキュンキュンします！続き楽しみにしています。 (2020年6月23日 13時) (レス) id: 811fad3f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽瑠 | 作成日時：2020年4月29日 2時
