010 ページ11
嶺｢そーなんだろ？じゃなきゃ鍵なんて閉めないでしょ。｣
『……。』
嶺｢守ってやれなくてごめん。｣
『いや、…』
嶺｢唯にちゃんと話すから、幼馴染なだけだからって。ほんとに迷惑かけてごめん。｣
『…迷惑なんて、全然。』
嶺｢…じゃあ今日は帰るね。｣
『うん、』
そう言うと嶺亜くんは閉まっていた窓の鍵を開けて窓も開けた。
嶺｢あ、もう鍵閉めないでよ。俺も絶対閉めないから。それでなんかあったり泣きたくなったらいつでも来いよ。どんなに遅くても話聞いてやるし、泣きたいなら胸貸すから、じゃまたね｣
嶺亜くんは言いたいことを全部言えて満足して帰っていった。
'嶺亜くんの言葉1つで嬉しくなったり苦しくなったりする。"幼馴染なだけ"って言われて泣きたくなったのにあんな風に言ってくれて泣きたかったはずがこんなに嬉しくなるなんて。'
"彼女より近い距離。だけど1番遠い"
これ以上好きになっちゃいけない。そう思った。
そうしないと一生嶺亜くんに片想いしてしまいそうだから。
それから嶺亜くんが唯さんに話をしたことで嶺亜くんといても何も言われなくなった。そんなこんなしているうちに修学旅行の日がやってきた。
沖縄に2泊3日行くことになった
〜当日〜 in Okinawa
七｢ついに沖縄上陸！｣
高｢七瀬、うるさい｣
七｢羽瑠〜由佳が沖縄に来てまで当たり強い〜。｣
『そんな事ないでしょ(笑) ね、嶺亜くん』
嶺｢いつも通りでしょ(笑)｣
七｢俺を優しく扱ってくれるやつはこの中にはいないのかよ、｣
羽瑠+高+嶺 爆笑中〜
沖縄に着いてすぐ自由時間になったので水族館行こう！とか買い物行こう！とか海行こう！なんて話をして盛り上がっていると
唯｢嶺亜！｣
嶺｢あ、唯！なに？｣
唯｢一緒に自由時間過ごそ？｣
七｢……｣
高｢…はぁ？｣
なぁちゃんは沈黙、由佳ちゃんはちっちゃい声ではぁ？と言った、私が水をかけられてから2人は唯さんのことを嫌っている
嶺｢あー。｣
唯｢明日の自主研は4人同じなんでしょう？じゃあ今日は私といてよ！｣
『行ってきなよ、修学旅行でカップルが一緒にいないなんて逆に変だよ(笑)』
嶺｢ごめん、じゃあ行くね｣
唯｢羽瑠ちゃん、ありがとう｣
『うん！行ってらっしゃい！』
嶺｢また後でね｣
高｢いいの？｣
七｢あんなやつが嶺亜の彼女だなんてぇ〜。｣
『ほら！いいから行くよ！』
それから買い物をしたりいろんな所に行った後、最後に水族館に来た
続く……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羽瑠(プロフ) - akariさん» 更新遅くなってしまい申し訳ないです！遅くなるかもしれませんがなるべく早く出せるよう頑張るのでこれからも見てくださると嬉しいです！ (2020年7月7日 20時) (
レス) id: ac7c921f6b (このIDを非表示/違反報告)
akari(プロフ) - すごくキュンキュンします！続き楽しみにしています。 (2020年6月23日 13時) (レス) id: 811fad3f9a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：羽瑠 | 作成日時：2020年4月29日 2時
