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_朝_
ガラガラ
嶺 ｢羽瑠ー！起きてー！」
『ん、』
目を開けると嶺亜くんの顔が目の前にあった
『……ちょ、どっから入ってきたの！』
嶺｢え？……あそこからだけど？」
嶺亜くんが指さした場所はベランダだった。
『何危ないことしてるの！』
嶺｢危ないって昔から窓から出入りしてたでしょ?」
『いやいやいや、もう実家じゃないんだよ？？』
そう、私達は大学生になって実家から大学に通うのが遠かったので一人暮らしを始めた。そしてなぜか嶺亜くんとは隣の部屋同士。
嶺｢だって窓の鍵開いてたし。」
『それはいつも嶺亜くんが窓から入って来てたから癖で閉めるの忘れただけだもん…』
嶺｢じゃあずっと開けといてよ、俺も開けとくから」
『え?』
嶺｢そしたらいつでも会えるしな、って学校でも会えるけど(笑) てか羽瑠お腹減った！朝ごはん作って？」
『もしかしてそれが目当て？』
嶺｢いいじゃん！起こしてあげたんだし！」
『はいはい、ありがとうございまーす』
そー言って嶺亜くんのほっぺをつねった
嶺｢いったぁ！それ大学でやるのやめてよね」
『はいはい(笑)』
嶺亜くんはいつも私のそばにいてくれる。でもそれは幼馴染だから。嶺亜くんはジャニーズJrでずっと活動していて遠い存在。こんな近くにいるのにどーしてこんなに遠いんだろう。絶対お母さんのせいだ。お母さんが履歴書なんか送らなければ……まぁジャニーズの嶺亜くんもカッコイイけど。。
嶺｢羽瑠？」
『……ん？』
嶺｢焦げるよ?」
『え？……あ、やば』
嶺｢何してんのさー(笑)」
『ごめんごめん(笑)』
嶺｢なんかこーしてるとさ小さい頃のこと思い出すなぁ、よく羽瑠とおままごとしたよね」
『そーだね、嶺亜くんとは人生の半分とかじゃなくてずっと一緒にいるからね(笑)』
嶺｢まぁ産まれた時から一緒で小中高も一緒、それに大学も一緒なんて凄いよな」
『うん、凄いよね』
嶺｢てか、羽瑠は将来何すんの？やっぱり絵？それともダンス？」
『内緒！』
嶺｢えぇ、もうそろ教えてくれてもよくない？」
『だーめ!はい、ご飯出来たからお皿準備してー』
嶺｢はーい」
嶺｢てかささっきの続きなんだけどさ」
『続きって？将来の夢は教えないけど？』
嶺｢そーじゃなくて！過去の話！俺的に羽瑠と生きてきて高校の頃が1番楽しかったんだよね』
『高校の時ねー』
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次から急に高校時代のお話に入ります。
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羽瑠(プロフ) - akariさん» 更新遅くなってしまい申し訳ないです！遅くなるかもしれませんがなるべく早く出せるよう頑張るのでこれからも見てくださると嬉しいです！ (2020年7月7日 20時) (
レス) id: ac7c921f6b (このIDを非表示/違反報告)
akari(プロフ) - すごくキュンキュンします！続き楽しみにしています。 (2020年6月23日 13時) (レス) id: 811fad3f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽瑠 | 作成日時：2020年4月29日 2時
