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2日目。
朝早くに叩き起こされメイク、髪などをしていたら3時間前には起きていたはずなのに気づけば集合時間ギリギリになってしまい由佳ちゃんがしてくれたメイクも髪も完成を見ることが出来ないまま集合場所であるメインロビーに走って向かった。走っている時もそしてメインロビーに着いた今も同じ学校の人やそうじゃない人にまで見られるので
『由佳ちゃん!私変?なんかすごい色んな人に見られるんだけど!』
高「可愛いから見られてるんだよ!すっごく可愛いよ!」
『…ほんと?』
高「あ!中村と七瀬来たから聞いてみよ!」
そう言うと私の腕を引っ張って2人の元に走り出した
『えっちょっと!』
高「おっはよぉ!」
嶺+七「おはよー」
七「羽瑠どーした?由佳の後ろにへばりついて」
何だか見せるのは恥ずかしいしなにより昨日のこともあって会うのが気まづかった
高「羽瑠がね可愛いからいろんな人に見られてるのに変だから見られてると思ってるの、だから正直に言ってやって!」
由佳ちゃんは私を2人の前に出した
『…おはよ。』
嶺+七「……」
『やっぱ変なんだよ!』
2人の反応をみて私が言うと
七「いや違う違う、まって、うん、まずおはよ。ちょっとびっくりしたっていうか。めっちゃ似合ってる。てか、すごく可愛いよ!」
『…ほんと?』
想像以上になぁちゃんが褒めてくれたので耳まで赤くなった気がした。
七「おう!な、嶺亜!」
嶺「うん、似合ってる」
『そっか、じゃあよかった!2人に言われたなら大丈夫だね!』
嶺亜くんにも"可愛い"と言って貰えるかもしれないと少し期待していたので残念だけど"似合ってる"この言葉だけで充分嬉しい事だった。
七瀬「羽瑠っていつもメイクしてるの?」
『眉毛かいたりリップぐらいなら!』
七「ちなみに今日は…
高「ほぼフルメイク!」
七「なるほどね、だいぶ印象かわるね!」
『由佳ちゃんのおかげだね、ありがとう!』
高「もう、羽瑠ちょー可愛い!いつもより可愛い!いつも可愛けど!」
七「相変わらず愛が深いねぇ」
高「なによ、文句あるの?」
七「ないでーす。てか羽瑠自分のこと鏡で見てないの?」
『え、なんでわかったの?』
七「いや、こんなに似合ってるのに変って思うってことは見てないのかなって」
『なるほど…』
高「あ、見せるの忘れてた!」
由佳ちゃんはポッケからスマホを取り出すと何も言わずに私の写真を撮り見せてくれた。
続く…
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羽瑠(プロフ) - akariさん» 更新遅くなってしまい申し訳ないです!遅くなるかもしれませんがなるべく早く出せるよう頑張るのでこれからも見てくださると嬉しいです! (2020年7月7日 20時) (レス) id: ac7c921f6b (このIDを非表示/違反報告)
akari(プロフ) - すごくキュンキュンします!続き楽しみにしています。 (2020年6月23日 13時) (レス) id: 811fad3f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:羽瑠 | 作成日時:2020年4月29日 2時