笑えない ページ7
未だ手を離さないヤミをしずめる
前から言うこと聞かない人だと思ってたけど本当に聞かない
ほらもうみしみしいってるし危ないよ
頭割れるよ。自分の握力どれだけあるか知らないのかな？！
困りに困っていたその時、元々いるはずの高い所…すなわち騎士団長が全員座っているであろう所から声が聞こえた
多分この声は………ウィリアム、かな？
ｳｨﾘｱﾑ「＿＿受験生の諸君…待たせたね」
騎士団長が目に入ったのか皆が一斉に声を上げた。まあそれもそのはず、魔法騎士団長はいずれも一人で魔導師百人以上の強さを誇る
それ
まあヤミはそんなこと興味ないと思うけど
ﾌｨﾝﾗﾙ「あーもう始まっちゃったじゃないすか」
ﾔﾐ「命拾いしたな小僧、せっかく助かった命だ。大事にしろよ
じゃないと殺す」
男の子「えええーー！！！」
それから歩きだそうとするとヤミに手を引かれた
ﾔﾐ「お前はこっちだ」
手を引かれるとたまに昔に戻ったような感覚になる。戻りたいとは思わないけど、多分嬉しかったことに浸って、嫌なことを忘れようとしているんだろう
でも、それでも、分かっているのに私は、その幸せにどっぷりと浸かってしまっている
『＿＿ありがとう、ヤミ』
今、ヤミがどんな表情なのか分からないけど、多分、昔と同じ顔をしているんだろうな
『それにしても相変わらず広いなぁ…ここは』
コツコツと靴の足音が響く。壁で跳ね返ってまた響くの繰り返しをしていた
ﾔﾐ「足元、気をつけろよ
それとAあんま慣れねぇ所来んなって言っただろ」
うぐ……やはり言われてしまったか
『大丈夫、大丈夫
あと少しでマシな時期が来るから、それに、もしもの時は助けてくれるんでしょ？』
ﾔﾐ「…………あぁ」
『ん？ねぇちょっと今間が空いたよね？
ねぇねぇ助けてくれるよね？心配なんだけど』
ﾔﾐ「うるせぇな
お前ほんとに二十歳か」
そこつくかー！
まあまあ、というふうに首を言葉と共に振る
『まぁいいじゃないの
こんな性格の方がみんな頼りやすいでしょ？』
笑っていうと低い声で返された
ﾔﾐ「笑えねぇ」
今日のヤミはなんだか冷たいなぁ…
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柏餅(プロフ) - 好きすぎます！ (3月13日 22時) (
レス) @page50 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - †NANA†さん» 報告ありがとうございます！全て直しました！ (2019年2月24日 23時) (レス) id: ac6852a1fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 物語の修正者ルオさん» 報告ありがとうございます！！もちろんラックにもしてもらいました！ですが見返りは大きいですね(￣∀￣)返信遅れてすみません↓ (2019年2月24日 23時) (レス) id: ac6852a1fa (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ19で、「取ってきた」が「取っきた」になっています。 (2018年5月2日 13時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
物語の修正者ルオ - 報告:見見「私“の(も)”少し減ったレベル」名前「シル“バ(ヴァ)”ンタスシュナウザー」 皆にあーんしてもらったという事はまさかラックにも…！？羨ましい…( 今後も無理しない程度に頑張ってください (2018年4月6日 23時) (レス) id: f5bd7c881a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2018年2月23日 19時
