どうしてですか ページ36
ﾕﾉ「…っすみません
俺が助けるの遅かったせいで」
『え？あぁ！大丈夫だよ！
こんなのかすり傷だし！ほっとけば治る！』
「苦しいです…」と言ったので名残惜しく離れて数分。
万引き犯は他の来た団員に任せ、今はユノ君と駄弁っている真っ最中
横に通過した時に腕に傷が出来たらしい
幸い、傷は浅い
だが、ユノ君は自分のせいですと言って風魔法で[金色の夜明け]まで連れてこられた
最初は大丈夫！を連呼して、抵抗していたがどんどん馬鹿らしくなり、結局折れた
これが[金色の夜明け]団まで来てしまった私の経緯だ
＊
ｸﾗｳｽ「な、なぜAさんが…！」
『あ、クラウス…ｱﾊﾊ』
また怒られそう
それにしてもクラウスに見つかるとは…運がない
ｸﾗｳｽ「貴様…！Aさんに何を！」
ﾕﾉ「手当をしてただけです」
なんて無愛想な言い方っ！
私と話してる時の違いがすごい
『ちょっと万引き犯捕まえようとして事故っただけだよ』
誤魔化すように言うと、ふんっと眼鏡をかけ直した
クラウスは[黒の暴牛]にいないタイプの人だから絡みずらいんだよねー！！！
『じゃあそろそろ…』
そーっと帰ろうとするとパシッと掴まれた
ん？なんか2人に掴まれてる気がするんだが？気のせいかな
ｸﾗｳｽ/ﾕﾉ「「私が/俺が
送ります」」
ｸﾗｳｽ「！」
ﾕﾉ「！」
『??!!!』
ﾕﾉ「あの、クラウス先輩関係ありませんよね」
ｸﾗｳｽ「関係あるないではないだろ？
私が責任をもって送るから貴様は手を離せ」
あ、あの…2人とも笑顔が怖いです
ｸﾗｳｽ「手を離せ」
ﾕﾉ「例え先輩でも譲れません」
あぁこの空間怖い
『じゃ、じゃあっ！公平にじゃんけんで決めよう！』
あまりにも重い空気をぶった切りたくて言うと最速ジャンケンが始まった
ｸﾗｳｽ「私に勝とうなど百年早い！」
ﾕﾉ「くっ…」
ユノ君が心底恨めしそうな顔をして、手を離した
『ごめんねユノ君、また話そうね！』
手を振ると「ユノでいいです」と言って手を振ってくれた
＊
黒の暴牛に送ってもらう最中
ｸﾗｳｽ「私は、貴方がどうしてあの野蛮な[黒の暴牛]に入ったのか理解できない」
『…うーん、何回も言ったけど理解してもらえなくてもいい。私は[黒の暴牛]が好きなだけ』
ｸﾗｳｽ(もし、[金色の夜明け]に入れば、貴方の過去は誰も知らなかったはずなのに)
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柏餅(プロフ) - 好きすぎます！ (3月13日 22時) (
レス) @page50 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - †NANA†さん» 報告ありがとうございます！全て直しました！ (2019年2月24日 23時) (レス) id: ac6852a1fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 物語の修正者ルオさん» 報告ありがとうございます！！もちろんラックにもしてもらいました！ですが見返りは大きいですね(￣∀￣)返信遅れてすみません↓ (2019年2月24日 23時) (レス) id: ac6852a1fa (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ19で、「取ってきた」が「取っきた」になっています。 (2018年5月2日 13時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
物語の修正者ルオ - 報告:見見「私“の(も)”少し減ったレベル」名前「シル“バ(ヴァ)”ンタスシュナウザー」 皆にあーんしてもらったという事はまさかラックにも…！？羨ましい…( 今後も無理しない程度に頑張ってください (2018年4月6日 23時) (レス) id: f5bd7c881a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2018年2月23日 19時
