その頃… ページ35
その頃、
『えーと…
こんな怪我大したことないよ…？』
今私は何故か手当してもらっている
この程度の傷なら私の中途半端な回復魔法でも治せるレベルだ。別にいいと言い張っていたら相手も負けじと言ってきたのだ
私は埒が明かないので、仕方なく折れてしまった
ﾕﾉ「出来ました」
(なんだろう…めっちゃこの子手際いいんだよね)
癖毛なのか所々髪がはねており、しっかり者そうな顔つきだ。女の子達からモテそうな顔をしたイケメンに助けられたのは数分前…
流石に帰ろ、そう思い立ってレオとフエゴレオンに別れを言って、帰る途中。
たまたま万引きをした奴がいたのだ
私は魔法騎士団の一員だ。目の前の悪党を放っておくわけにもいかない
一瞬で捕まえて帰る、はずだった
『…え？』
思わず声が出た
建設中の建物から万引き犯の魔法で機材やら何やらが落ちてきた。幸い、私の近くに人はいない
当たったところで死にはしないし、まあ避ける意味もない。言ってみればこのまま万引き犯もろとも生き埋めになっても生きられる
？「危ない！」
聞いたことのない声だ。
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ、ｶﾞﾗｶﾞﾗｯｶﾞﾗｯと落ちたものは全て私の横を通過した。そしてなにかに乗せられているのか、元の位置に戻り、何事も無かったかのように思わせるほど綺麗に整っていた
？「風魔法 カマイタチの三日月！」
「ぐわぁああ！！」
ついでに敵もやっつけた
へぇ、風魔法。応用効くから羨ましい
？「大丈夫ですか？」
『うん。大丈夫、大丈夫
ありがとう』
それにしてもこの子隠してるけど結構魔力量多そう と、じーっと見ているのがバレたのか。自己紹介をしてくれた
ﾕﾉ「俺は、[金色の夜明け]団のユノです」
『ユノ…？金色の夜明け……って
まさか、アスタって子と幼馴染？』
ﾕﾉ「？はい」
おお！まさかのまさか！ユノ君だ！
『久しぶり〜！！』
ギューッと抱きつきわしゃわしゃと頭を撫でた
ﾕﾉ「あ、あの…苦しいです(色んな意味で)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柏餅(プロフ) - 好きすぎます！ (3月13日 22時) (
レス) @page50 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - †NANA†さん» 報告ありがとうございます！全て直しました！ (2019年2月24日 23時) (レス) id: ac6852a1fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 物語の修正者ルオさん» 報告ありがとうございます！！もちろんラックにもしてもらいました！ですが見返りは大きいですね(￣∀￣)返信遅れてすみません↓ (2019年2月24日 23時) (レス) id: ac6852a1fa (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ19で、「取ってきた」が「取っきた」になっています。 (2018年5月2日 13時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
物語の修正者ルオ - 報告:見見「私“の(も)”少し減ったレベル」名前「シル“バ(ヴァ)”ンタスシュナウザー」 皆にあーんしてもらったという事はまさかラックにも…！？羨ましい…( 今後も無理しない程度に頑張ってください (2018年4月6日 23時) (レス) id: f5bd7c881a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆき | 作成日時：2018年2月23日 19時
