そう言えば ページ3
『えーっとユノ？君だっけ
で、そっちの子が…』
乗りながら言うとすぐにユノ君が答えてくれた
ﾕﾉ「アスタです」
『へーアスタにユノね
大丈夫！覚えた覚えた！』
ニコッと笑うとユノ君も笑ってくれた
『あ、そう言えばアスタ君大丈夫？…じゃないね』
目が腫れてるし、血が出てるし、やばいね
私まだ回復魔法覚えてないぞ
『ユノ君、これをアスタ君の目に当てといて
それとユノ君にはこれ』
アスタ君には薬草、ユノ君には…
『
これをなんか布で包めば…
自分の着ていたマントをビリビリと破く。もう夜だしいいかなと思って
『はい、どうぞ』
ﾕﾉ「あ、ありがとうございます…！」
うん、二人とも強い子だね
それからハージ村に一直線に帰る。二人を振り落とさないよう加減を考えながらゆっくりとも言えぬゆったり？帰ることにした
振り落としたら元も子もないし、ゆっくりと行けば行くほどアスタ君やユノ君の傷も治る
本当は私が使えればよかったんだけど…まあこれはどうしようもない
ハージ村についた。そう言えばどこの家が聞いてない
『ハージ村のどこの子、かな？』
ﾕﾉ「教会です」
なるほど、じゃあさっき言ってたのは…
『君達捨て子なんだ』
ビクッと肩を震わせたユノ君。…あー、言っちゃまずかったかな
『えっーと、そういう意味じゃなくて、アスタ君とユノ君凄いと思うよ。お姉さん一様貴族だけど夢なんて持ったことないし、「魔法帝になる｣とかすごい、いい夢で応援したいなとか思ってるし…それで、えーと……』
何を言い訳してるんだろう。なんて言えばいいのかまとまらない
『だから、
ユノ君が、もう泣かないって決めたのも、アスタ君が、魔法帝になりたいって言ったのも、全部お姉さんはすごいと思う
捨て子とかそういうの関係なしに、騎士団に入って魔法帝になりなよ
騎士団に入ったら、お姉さんにも教えてね』
ユノ君、寝ているアスタ君の頭を撫でる
本当にこの子達が騎士団に入ってきたら、おもしろそうだなぁと思いながら。
『よーしついた』
さっきボソッとユノ君の声が聞こえたけど気のせいかな？
ストンと私が先に降りて、ユノ君、アスタ君を降ろす
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柏餅(プロフ) - 好きすぎます！ (3月13日 22時) (
レス) @page50 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - †NANA†さん» 報告ありがとうございます！全て直しました！ (2019年2月24日 23時) (レス) id: ac6852a1fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 物語の修正者ルオさん» 報告ありがとうございます！！もちろんラックにもしてもらいました！ですが見返りは大きいですね(￣∀￣)返信遅れてすみません↓ (2019年2月24日 23時) (レス) id: ac6852a1fa (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ19で、「取ってきた」が「取っきた」になっています。 (2018年5月2日 13時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
物語の修正者ルオ - 報告:見見「私“の(も)”少し減ったレベル」名前「シル“バ(ヴァ)”ンタスシュナウザー」 皆にあーんしてもらったという事はまさかラックにも…！？羨ましい…( 今後も無理しない程度に頑張ってください (2018年4月6日 23時) (レス) id: f5bd7c881a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆき | 作成日時：2018年2月23日 19時
